私は文豪。2

五十三話 ページ16

A視点。

「あーあーあー誰かー助けてー」
どうもAです！今変な人に絡まれてます。
？「天人五衰に入りませんか？」
「ごめん、天人五衰って何？てか名乗って！私は」
？「四季A、探偵社所属、探偵社に入る前の経歴不詳、本人曰く小説家」
白いロシア帽をかぶった肩まで伸びた黒髪の男の人が名前を当ててみせた。
「おー凄いねー！名前は？」
？「フョードル・ドストエフスキーです。見ての通り異国の者です」
(この人も文豪か〜！しかもドストさん！似てない！)
ドス「僕の顔に何か付いてます？」
「付いてない付いてない。ドスさんって呼んで良い？」
ドス「良いですよ」

その時、救世主が現る。
中野(先)「A！」
遠くから走ってくるシゲちゃん。
「シゲちゃん！！」
ドス「おや、誰か来ましたね。次会う時まで考えておいてください」
そう言い、ドスさんはどっか行った。
中野(先)「さっきの人、Aの知り合い？」
「違うけどドストさんを元にした人」
中野(先)「ならこの世界の重要人物だね」
「うん」
天人五衰って結局何だったんだろ？

五十四話→←五十二話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す