私は文豪。2

番外編、帝國図書館で花火大会 ページ12

「暑い,,,,何か涼しいことしたい！」

談話室で唸っている少女が１人。

坂口(先)「夏だけど安吾鍋食うか？」
「遠慮しとく,,,,」
オダサク「涼しいことゆうてもなぁ,,,太宰クン何かええ案ある？」
太宰(先)「案か〜,,,,涼しいことってまず何？」
「,,,,,,,,」
(考えてなかった,,,,)
檀(先)「とりあえず夏っぽいことってことだろ？」
檀くん、ナイス！
太宰(先)「例えば、海、かき氷、花火とか？」
「そーそー！風鈴とかも良いね！」
坂口(先)「風鈴な〜,,,,壊すなよ？」
「壊さないもん！」

その夜、中庭で花火をすることになったよ！

「おぉー！すごーい！キレー！」
手持ち花火を持ち、はしゃぎまくる。
泉(先)「振り回したら危険なので止めてくださいね」
「えっ？振り回してないよ？」
中也(先)「ならその両手に持ってる花火は何だよ,,,,」
「,,,二刀流！」
オダサク「二刀流は危ないからやめとき〜」
「はーい」
左手に持っていた花火を敦くんに渡す。
敦(先)「ありがとうございます。一緒にしませんか？」
「うん！」
花火は多彩な色を付ける。
敦(先)「,,,,こうしてみると何気ない毎日がとても儚く思えますね」
「うん。人生は時に儚く、とても尊いことなんだね」
敦(裏)「お前,,,,変なキノコでも食ったか？」
,,,,えっ。急に変わったね！ビックリしたよ！
「食べてない！,,,,多分」
敦(裏)「多分！？」
「アハハ,,,,逃げろー」
勢い良く走る。そして転ぶ。
「ふぎゃ！」
芥川(先)「大丈夫かい？」
「あい,,,,」
煙草を吸ってる芥川先生。
「煙草,,,,美味しいですか？」
芥川(先)「どうだろうね。人によるんじゃないかな？でも、Aは吸ったら駄目だよ？」
「はーい！」
芥川(先)「元気だね」
「元気です！」
無頼派の皆が見えたので、芥川先生にお礼を告げて走る。
芥川(先)「走ったら危ないよー！」
芥川先生,,,,ありがとうございます！でも、言うタイミング遅いです。もう転けました,,,,。

坂口(先)「2回も転けたのか,,,,」
オダサク「Aは元気やなぁ」
「それ、芥川先生にも言われた！」
太宰(先)「A！線香花火しよ！」
「わーい！」
檀(先)「子供,,,,」

線香花火、花火を散らせ、パチパチと音が鳴る。

「絶対に勝つ！」
オダサク「揺らさんときや」
坂口(先)「あっ」
坂口くんの玉が落ちた。
「あー,,,,」
ポトッ。
私も落ちた。
「坂口くんの呪い？この前、眼鏡割ったから？」
坂口(先)「Aだったのか,,,,」

文字数の関係で次回へ続く！

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