23話 ページ25
フジサキ「僕が,,,,総長?」
イスルギ「なっ,,,,何を」
仁「お前達の印象は最初からちぐはぐだった。偉そうに座ったイスルギからは不安と緊張が所在なさそうに立つ、フジサキからは余裕と
フジサキ「何を,,,,訳の分からないことを,,,,」
雑木林の奥でそんな声が聞こえた。
仁とイスルギさんとフジサキさんが話している途中だった。
仁「聞き込みの最中にオッサンに調べてもらったよ。朧童ゾンビのメンバーの身分を使ってお前は補助金詐欺を行っていた。一部のみメンバーに
フジサキ「,,,,」
えっ、フジサキさんが総長だったの!?しかも補助金詐欺って,,,,ヤバいね〜。
仁「瑠衣とAの言う通り、此処のメンバーからは犯罪の気配はしなかった。にも関わらず、生活に困らない程度の収入はあるようだった」
あ〜!あの食べ物とテントのことか〜!
仁「からくりは簡単だったな」
フジサキ「あぁ,,,,そっか,,,,だからお前、ずっと俺の方を見て『総長』って呼んでたんだ」
フジサキさんが不穏な笑みを浮かべる。
フジサキさん!?性格変わりすぎだよ!あっ、これが本性ってことなんだね,,,,。
イスルギ「あっ,,,,」
仁「当たってただろ」
フジサキ「メンバーにもバレてなかったのに、探偵って奴はどいつもこいつも目ざといのか?」
そろそろ出て行きますか〜!
木の陰から出て姿を現す。
瑠衣「仁は特別」
イスルギ「てめえら,,,,」
「『千里眼』仁は普通の人間には見えないものを見抜く異能者なんだよ?」
フジサキ「そうか,,,,だから」
枯柳「で、その千里眼を持ってすれば、あの乱闘の中を抜け出すことなどワケない,,,,ってことだな。面倒を押し付けるなよ、仁」
仁「悪かったよ。でも片付けてきたんだろ?」
瑠衣「反省してねぇな。覚えてろテメェ」
「そーだ、そーだ!疲れたんだからね!後でいちごクレープ!」
仁「前にも買っただろ」
「今回は乱闘強制参加料として!」
手を挙げながら言う。
数秒後、フジサキさんが仁に何で自分達の関係に気付いていながらも聞き込みなんかしたか聞いてきた。
瑠衣「あっ、それオレも気になってた。何で?」
「私も〜!暇だったから?」
仁「俺は謎を解きに来たんじゃない。事件を解決しに来たんだ。」
うん。さっぱり分からないや!
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タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!私立は綺麗。中学より綺麗(当たり前)公立は後ろの机との間隔が狭かったけど、トイレが流すボタンあって驚いた。 (3月15日 8時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» ご卒業おめでとうございます。入試はどうでしたか? (3月15日 7時) (レス) @page49 id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
タタリ(プロフ) - 鶯 御飴さん» ありがとうございます!読んでみます!! (3月14日 22時) (レス) id: 3b67077e0b (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» あ、桜神から改名しました。これからこの名前なのでよろしくです。またコメントしますね。私の方もハンドレットノートの作品書きました。Sea angelの名探偵【ハンドレットノート】という題名です。時間があれば読んでくれると嬉しいです。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
鶯 御飴 - タタリさん» お久しぶりです!最近体調は大丈夫ですか?まだまだ寒い時期が続きそうですね。更新待ってますので頑張って下さい。 (3月14日 17時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
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