【文スト×暗殺教室】転校生はマフィアの潜入捜査官でした。

茅野ちゃぁん・・・ ページ23

取り敢えず、無事にE組前迄着く事が出来た。


まあバイクに振り回されて軽く瀕死だけども←


『えっと、中原k・・・中也君は、此れから如何するの?』


危ない危ない。



「ああ・・・?・・・そういや、如何すんだろうな」



判んないんですね。



「俺、当分通常任務は免除って首領に云われたんだよな。だから護衛の仕事遣んなきゃいけねえんだろうが・・・」



其の方法が判らない、と。



中原幹部と共に頭を捻って居ると。



「あ、Aちゃん！おはよ〜！」



如何にもJC(女子中学生)っぽい快活な声が聞こえる。



『あ、茅野ちゃん！お早う』



小柄な彼女は、ニコニコと笑いながら駆け寄ってくる。うむ、天使だ。



「・・・ん?Aちゃん、もしかしてその男の人・・・この前言ってたお兄さん！?」



・・・あ。



幹部の事忘れとった。



ついでに云うなら、茅野ちゃんに変な嘘ついた事も忘れとった。



「おいA・・・?手前此の女に何云った・・・?」



此の女ておま。



『えっと、あの・・・弁当作って呉れたのがお兄ちゃんだって、勢いで云っちゃいました。済みません』



囁くと、中原幹部は厭そうな顔をして、



「俺は手前の兄貴役なんざ遣るつもりはねえ。別の方法で誤魔化せ」



・・・デスヨネ〜・・・


仕様が無いので、茅野ちゃんには、適当に云い訳する。御免、茅野ちゃん。



『えっと、此の人は、幼馴染みの中也君。今失業中で、E組の事務員遣りたいんだって。で、朝会ったから私もバイクに乗っけて貰ってたとこ」



中原幹部からびしびし殺気が伝わってくる。怖い。



「へえ、いいなあ格好いい幼馴染みがいて！」



茅野ちゃんは、疑いを知らない様な笑みを浮かべた。



・・・本当御免。今度スイーツ奢ってあげよう。



余談だが、此の日から暫くの間、幹部はE組の事務仕事をする事に成った。


何時もお仕事お疲れ様です。

お守り上手の中也君→←兄貴設定は何処へ・・・

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