【学園BASARA】苦手【幸村】 (ページ4)

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保健室ページ4

金髪の生徒「よし、着いたぞ。おい！誰かいないか！」

金髪の女生徒は私を廊下に座らせ、保健室のドアをノックする。
が、誰も出てこない。

金髪の生徒「くそっ、いないのかよ。……ん？でも鍵は空いてるな。こんなことはなるべくしたくなかったが、勝手に入らせてもらおう。ほら、入るぞ」
A『……(頷く)』

ー保健室の中ー
金髪の女生徒は私をベットに寝かせた。

金髪の生徒「どうだ？楽になったか？」
A『……(頷く)』
かすが「ならよかった。…そういえば、名前言ってなかったな。私はかすがだ。お前は？」
A『……A』
かすが「ん？よく聞こえなかった、もう一度頼む」
A『…Aとい、いいます。』
かすが「そうか、よろしくな、A。……まさかお前…コミュ障か？」
A『ﾋﾞｸｯｯ』
かすが「……やっぱりな。」
A『ご、ごめんなさい』
かすが「なんだ謝ることは無い。人それぞれって言うしな。」
A『わ、私……重度のコミュ障で、視線恐怖症で……とにかく人が苦手なんです…で、でも……かすがさんは平気…というか同年代の女の人は平気…なんです……』
かすが「そうか。」
A『そ、そろそろ……教室に戻りましよう…か。』
かすが「ああ、無理はするなよ？」
A『はい……』