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ヨ ン ジ ュ ウ キ ュ ウ ページ7
青峰に涼太を選んだ理由とかいう恥ずかしいことを話した数十秒後、電話がきた。涼太から。
「ごめん、電話」
「おう」
許可も取ったから、青峰から少し離れて電話にでる。
『もしもし』
『あ、Aっち…』
涼太の声の遠くの方でバスケ部の声が聞こえる。朝練中かな。…あ、お菓子開ける音した。紫原くんと一緒?
『うん、なに?』
『久しぶりにデートしないっスか?』
………
『あ!いや、別にしたくないならいいんスけど…』
『ううん、全然。いつにする?』
『マジっスか!!じゃ、じゃあ今週の日曜とかで』
『うん、分かった』
『駅前に居て下さい。迎えに行くっス!』
『待ってるね』
『はい!』
「黄瀬か?」
わ、びっくりした。青峰か。
てか聞いてたんかい。
「うん」
青峰はふーんと興味なさそうにし、
「じゃ、俺帰るわ」
とだけ言って歩いていった。
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作者名:無月薄月 | 作成日時:2017年3月18日 16時