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番外編 付き合うまで ページ4

異変を察知したらしい逢坂は1〜2歩下がって、赤司と距離をとる。


立ち上がった赤司と逢坂は向かい合う。

「言うことってそれ?」

「あぁ」

「盗み聞きしてたことには何も無いんだ」

「悪かった。
次、僕の質問に答えてもらおうか」

「告白されたからOKした」

「他人と必要以上に関わりたくないというのは嘘だったんだな」

「私、嘘つかない」

「現に今、必要以上の関係を築いただろう」

「黄瀬くんは他人じゃない」

「……」

逢坂の一言で赤司は黙り、黄瀬を睨む。
黄瀬はその鋭い眼光に怯え、縮こまる。
…なんというか、黄瀬が気の毒だな。


「ちょっと征。黄瀬くんいじめないでよ」

「いじめているつもりは無い」

「あれよ。餓鬼か」





それから、
赤司は黄瀬に対して他の人より少し厳しくなった。

本人曰く、そんなつもりは無い、らしい。

ヨ ン ジ ュ ウ ナ ナ→←番外編 付き合うまで



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作者名:無月薄月 | 作成日時:2017年3月18日 16時

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