6話 ページ6
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私はただいま図書館に行こうとしている。城内に図書館があるとか本当にすごい。
しかもその図書館には天使が住んでるんだよ。
天使?あ、エミさんのことね。
城内の図書館は基本的にエミさんが管理している。エミさんに管理されている図書館は羨ましいと思う。来世は図書館に決定かな?
ちなみに私が自ら図書館へ行くのはエミさんに会う為ではなく仕事の為。決して下心などない。
仕事中に下心丸出しなやつとかおりゅ??
『エミさん発見!結婚しましょ!』
zm「下心丸出しやないか」
『そんなことありません。これも愛情表現の一種…』
zm「Aの愛情表現は下手すれば捕まるけどな」
図書館へ行くとエミさんの他にゾムさんも居た。ゾムさんもよく図書館に居る。
エミさんとゾムさんは仲が良いのだ。仲の良い2人含めて私が愛しましたとさ。めでたしめでたし。
em「Aさんこんにちは。今回はなんの用で?」
『エミさんこんにちは!いや〜私とエミさんの結婚の話なんですけど…』
em「隣国の資料を借りに来たんですね。今探すので少し待っていて下さい」
すごい!!私の心を読んだ…だ、と???え?それってもう相思相愛????はぇー入籍確定。
本を探すエミさんの姿は誰よりも美しい。好き。
エミさんが本を探している時間はいつも暇なのだが今回はゾムさんが隣にいるので私はゾムさんに話しかける。
『そういえばゾムさん!いつになれば私に食害をしてくれるんですか!?初めてはゾムさんって決めてるんですよ!??』
zm「変な言い方すんな。俺はな、苦しがってる姿が好きなんや。お前は別。なんで俺の嫌がらせを嬉しがって受けとるんや。」
自分で嫌がられって言っちゃうの本当すき。自覚あるんだね。はいはい可愛い可愛い結婚して。
『苦しがる…?私はいつもゾムさんに苦しめられてますけど…』
zm「へー…そうなん?」
『はい!ゾムさんを見ると私の心が苦しめられてます!!あっ…!!言っちゃった!』
zm「へー(適当)」
い、いけない私ったら…!
無意識に告白してしまった。ゾムさんとの結婚は早いかもしれない…(何故そうなる)
em「Aさん、お待たせしました」
ゾムさんと愛の会話(ん?)をしているとエミさんが例の本を持ってきてくれた。
『エミさん!ありがとうございます!お礼に私の投げキッスあげますね!?え?ゾムさんも?仕方ないですねぇ…』
え、真顔でいらないって言われた。
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作者名:おこめ | 作成日時:2020年6月1日 2時