砂原編 ページ9
はぁ、最近全然立花に会ってないな。
「キーンコーンカーンコーン
至急、研究生はホールに集合。」
ヤベ!急がないと!
優秀生として示しがつかねぇ!
よし!一番乗り!
「全員揃ったな。今回は担当先を発表する。」
日本だと良いな。
立花と会えるし。
あと、担当先ってのはこれから務める場所のこと。そこは大体変わらない。
シュンは例外だったんだ。
「では、発表する。
砂原、伊東、マイケル、マイクは日本だ。
今井、斎藤、ウィルトンはアジアだ。
…………。」
ウッシャ!立花に会える!
「明日が出発だ。急いで支度しろ。」
「はい!」
次の日、専門の飛行機で日本へ移った。
俺の家は意外とでかかった。
ちょうどあの人の家くらい…。
ま、今の俺には関係ない。
しばらく予定も無いし会いに行くか。
プルルルル、プルルルル(着信音(?))
「はい、立花です。」
「俺、砂原。久しぶり。
元気にしてた?」
息を飲む気配がある。
「本当に砂原?砂原なの?!
会いたかったよ…。」
マジで嬉しい…。
「今から会える?」
「会えるよ!どこにいるの?」
「お前ん家の前。」
「ふーん。そうなんだ。
って、え??!!」
「お前、相変わらずトロイのな。でも俺、意外とそういうやつが好きだったりする。」
「ちょ、ちょっと!」
おもろ!
「クスッ、良いから早く出てこい。」
「あ、そうだった。ちょっと待ってて!」
変わってないな。
「砂原!」
「立花!」
あぁ、会いたかった人がここにいる…!
何があったのか、立花の顔は赤い。
「どうしたんだ?」
「い、いや…その前よりかっこよくなってるなって…。」
可愛すぎだろ。
「俺、あることを伝えに来た。
どうしてもお前と付き合いたい。
KZとつるんでいても良いから。」
「私、七夕の時断っちゃったけど、本当は好きだった。だけどあの時、KZが生き甲斐だったから、失うのが怖かった。
でもKZと一緒に活動していいんだったらお願いしたいな。」
やっぱそうなるよな。
でも決めたんだ。
「ありがとな。これからよろしく。
これからは頻繁に会えるから。」
「え?!そうなの?
マスクルージュやめたの?」
「ちげぇよ。担当先が日本に決まったんだ。」
「そうなんだ。」
「ってことでよろしくな!」
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すいません。会話文多くなっちゃいました!
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パッコーン(プロフ) - りぃあ♪#さん» ありがと!恋愛は自分がどうなってほしいかの妄想から来てるw (2019年10月22日 20時) (レス) id: 8c08d74984 (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 面白かった!どうやったら恋愛書けるのか教えて欲しい…← (2019年10月22日 20時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パッコーン | 作成日時:2019年8月21日 8時