黒木編 ページ3
どうして俺はあの子にひかれるんだろう。
理由はいくつかあげられる。
1、正義感がある。
2、控えめだけど意見を持ってる。
3、普通に可愛い。
そして何より、俺の傷を癒やしてくれそうなんだ。
まぁ、俺も守ってあげたいけど。
どうしても俺はアーヤを自分のものにしたい。
女馴れはしてるけど、アーヤ馴れはしてないな。
やっぱり諦められない。
「諸君、今日は解散だ!」
この時間もとても楽しいな。
おっと忘れるところだった。
「アーヤ、ちょっと来て。」
「う、うん。」
アーヤを連れて公園に来た。
「アーヤいきなりでごめん。
俺、やっぱり諦められない。アーヤのことが好きだ。付き合ってくれるかな?」
俺は続ける。
「俺、シャーレで産まれたでしょ。
だから心に傷があるんだ。
だけどアーヤはその傷を癒やしてくれそうなんだ。」
アーヤが俯いた。
やっぱダメか…。
「ごめん黒木君。」
ほらね。
「私、黒木君のこと好きだったけど、気持ちと向き合っていなかったから。傷つけちゃったね。本当にごめんなさい。」
え?これ、本当?
さすがに俺も混乱する。
「でも今はこの気持ちと向き合っているから
よろしくお願いします!」
あぁ、良かった。
念願が叶った。
そう思ったら笑みが出た。
「クスッ、こちらこそ。ありがとう。」
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パッコーン(プロフ) - りぃあ♪#さん» ありがと!恋愛は自分がどうなってほしいかの妄想から来てるw (2019年10月22日 20時) (レス) id: 8c08d74984 (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 面白かった!どうやったら恋愛書けるのか教えて欲しい…← (2019年10月22日 20時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パッコーン | 作成日時:2019年8月21日 8時