A級ソロは天才 4

184話 ページ42

それから他の地区を回って行く内にさっき感じた殺気を更に感じるようになった…

「おい天才さっきからどうした？」

『何が』

「…自分でもわかってるだろう」

『槍バカのくせに弾バカと同じ事言うなんて…いや2人ともバカだった』

「誰が馬鹿だ！」

『……ﾌｯ 馬鹿は馬鹿だよ…さて米屋C級集めて』

「急になんだよ…」

『これから必要になるから……それで終わるよ全部』

「！？…わーったよ」

と言いながらC級を集め始めた。それと同時に通信が入る

〈米屋、夕華C級を集めて，その中でスナイパーの者に三雲隊員の援護を頼む〉

『「了解」』

『さてと……米屋…』

「なんだ？」

『これが終わったら、すぐに修君の方に向かって』

「……なんかあんのか？」

『彼無茶する気みたいだから助けてあげて』

「お前は？」

『片付けの方に回るよ。これは私じゃないと無理そうだからお願いね！』

そう微笑んで頼んだ

「…わかった。お前も無理すんなよ」

『忠告ありがとう』

そう残してその場を去った。それからすぐに通信を入れて

『忍田さん人がいない所…絶対ボーダーの応援が来ない場所ってどこですか？』

〈…あるとすれば天羽が担当している所だが…〉

『じゃあ天羽君と変わります。もう彼を休ませていいですよ』

〈な！？急に何を言い出す貴様は！〉

〈…理由を聞こう〉

『城戸さん私がボーダーに入る時に言った“お願い”というか“条件”覚えてますよね』

〈〈！？／？〉〉

これでもうわかったみたいだ

『私のお客さんが来たみたいです』

〈……そうか…わかった今すぐ天羽を引かせる〉

〈城戸司令！？〉

『ありがとうございます』

〈どういうことか説明せい！〉

『そうですね。簡単に言ったら私のトリオン目当ての奴がさっきからついて来てるって所ですかね』

〈〈！！〉〉

〈夕華もう向かっても構わない。これ以降は通信を切る。それでいいか〉

『了解』

〈無理はするな〉

『…はい』

と言って通信を切った。それから急いで天羽君がいた場所に向かうその場に着くと案の定更地になっていた
そして天羽君はもういない。それからしばらく歩いて入り口あたりから大分距離ができた

『ﾊｧｰ…桜月』

刀を出すとゲートが開き始めたそれも一つじゃない。
私の周りを囲むようにだ

『これは御大層に数だけ用意して』

それも新型まで…ざっと数えて最初の時の２､３倍ぐらいか…でもちょっとおかしい攻めて来ない…なんでと思ってると

《人1すまないな》

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