185話 ページ43
ミニレプリカ出てきて声をかけて来た
『レプリカ…大丈夫。ちゃんと修君の所に戻った?』
《…》
『さっきその為の仕掛けもしたからだから大丈夫だよね…』
《…》
『ねぇ…レプリカ…何か言ってよ…』
《…仕掛けは発動した》
『…うん…』
《だが捕まった》
『!?』
嘘なんで…これで回避できるはずだったでしょ…なんで…
『……なんで…』
《すまないが時間がない。人1さっき言った…遊真の事を頼む。オサムにも申し訳ない事をしたが、人1にも辛い思いをさせてしまうな》
『…レプリカ…』
《人1に会えてよかった。ありがとう…そしてすまない》
と言ってレプリカが死んだかのように浮いていたミニが落ちていく。私はそれを落ちる前にキャッチした。それを合図にしたようにトリオン兵が攻めてくる
『…〈悲衰〉』
そう呼ぶと一定の距離に盾を出してトリオン兵が来るのを止め、それに追い討ちをかけるように空から大量の剣が雨のように振り落とされた
『………また…守れなかった……ごめん…レプリカ…ごめんね…遊真……』
呟いたあと、レプリカをポケットにしまってから出したばっかりの桜月をその場に刺し歩き出す。
『〈悲衰〉盾消して』
そう言うと同時に盾を消して、降らした剣の中から近くにあったレイピアを手に取りトリオン兵に向けて思いっきり刺した。それから淡々とトリオン兵を切っていく所々刺さっている武器を変え切って行くが、途中で面倒くさくなり…
『〈悲衰〉鎌』
鎌を出して更に細かく切り進めて行く。自分のどうしようもない感情を沈めるかのように…
この時の私は気づいてなかった……いつの間にか涙を流していた事に…
それからどれくらいしたのだろう全部倒し終わっていた。
『……もう…終わり……トリガーオフ』
ポケットからレプリカを出しトリガーをオフした。そのあと手の上にあるミニレプリカを優しく握り空を見上げる。さっきまでどんよりと曇っていた空はスッキリと晴れていた
『みんなは大丈夫かな……行かないと…残党が…まだ…』
ボーダーのトリガーを握ってトリガーを起動させようとしたら…
〈バンッ〉
『タラー…え…』
何かが身体から貫通していった。後ろを見てみると
『……うそ…でしょ…なんで…あんたが…ここに…』
「さぁーなんででしょう?まあ一つ教えてあげられるとしたら…お前を殺しに来たんだよ。 カチャ 」
「じゃあね…裏切り者 バン!!」
大規模侵攻編……終了
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彼岸(プロフ) - 優月さん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2021年8月12日 8時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2021年8月12日 1時) (レス) id: c51c79cd11 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 皆さん先程はすいませんでした。ようやく、本当にようやく全部書き直すことができました!今回は本当にすいませんでした…これからもどうかA級ソロは天才をよろしくお願いします! (2021年7月28日 18時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 今一つ一つ直していますが結構な量で時間がかかりそうです。今日中に元に戻せるように全力を尽くします!これに疑問を持った方すいません!終わったらまたコメ欄でお知らせします本当にすいません!! (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 急にすいません!投稿の際に主人公の最初の文字を登場人物設定したのですが…それで他の文字まで巻き込んでしまい文が大変おかしくなるという事件を起こしてしまいました…読んでくださっている方に迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。 (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸 | 作成日時:2021年6月8日 18時