152話 ページ9
「「…え……」」
『米屋君や、何を言っているのかな?』
「いやお前争奪戦の前玉狛の屋上から落ち…あ」
「夕華それはどういうことかな」
『……えーと、そのですね…』
これは正直に言った方がいいか…
『実は…』
「お前という奴は…」
「取りに行くのはいいが普通屋上から飛び降りるか?」
『まずいかなーって思って…でも私もトリガーも無事なので大丈夫ですよ』
「…ハァー…次からは気をつけなさい」
『はい………じゃあ米屋君ちょっとこっち来てくれないかなー?』
「(あ、これ死んだ…)」
珍しく素直に従う米屋よしと思いながらトリガーを起動させて思いっきり背負い投げをした
「「!!/!?」」
『約束忘れたお馬鹿にはこれぐらいの仕打ちを受けてもらわないとね』
「しょうがねーだろう!口が滑ったんだからよ」
『しょうがなくない!古寺を見習いなさい!間違っても言わないように顔そらしてずっと黙ってたんだよ!それに比べてあんたは、もう少し約束とか守れないわけ』
「でもよ、ことの発端お前だろう!あん時トリガー落とさなきゃこんな事にはならなかったんじゃねーか!つーかこっちに手振ってこなきゃこんな事にはなってねーよ」
と少しの間押し問答を続けていると
「「(この先輩/人 達は一体どれぐらい続けるんだろう…)」」
そろそろみんな呆れてきたのでやめる事にした
『ハァー…もうこれだけで済ましてあげる。米屋の言う通りあの時ちゃんとトリガーのチェックしなかった私の落ち度だしね…』
「おっおう…(俺生き残ったのか…よっしー!)」
『じゃあさっさと戻って来て頼みたいことあるし』
「へいへい」
と立ち上がってこちらに向かってくる
『フッ さて、ここからだな』
「? 何がだ?」
『見てればわかるよ!そうだね…あと、5秒 4‥3‥2‥1…0』
カウントが終わると恥の方で爆発音が聞こえた
「なんだ!?」
「え、え、」
「今の方向って米屋先輩の所から…」
『よし、成功!』
「Aお前何したんだ?」
『何って米屋を投げた所に“地雷”を仕込んでただけですよ』
「「じ、地雷!?」」
「米屋先輩まさか…」
「死んだ!?」
「誰が死ぬか!」
「生きてた!」
「生きててよかったな槍バカ」
「おう…天才何すんだ!!」
『こないだの仕返しと今日の仕返し両方だ!』
「こないだってなんだ〈バン!!〉!?」
米屋は言い返そうと立ち上がって一歩踏み出すと仕掛けていたもう一つの地雷を踏んで行った
239人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彼岸(プロフ) - 優月さん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2021年8月12日 8時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2021年8月12日 1時) (レス) id: c51c79cd11 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 皆さん先程はすいませんでした。ようやく、本当にようやく全部書き直すことができました!今回は本当にすいませんでした…これからもどうかA級ソロは天才をよろしくお願いします! (2021年7月28日 18時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 今一つ一つ直していますが結構な量で時間がかかりそうです。今日中に元に戻せるように全力を尽くします!これに疑問を持った方すいません!終わったらまたコメ欄でお知らせします本当にすいません!! (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 急にすいません!投稿の際に主人公の最初の文字を登場人物設定したのですが…それで他の文字まで巻き込んでしまい文が大変おかしくなるという事件を起こしてしまいました…読んでくださっている方に迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。 (2021年7月28日 16時) (レス) id: 708ce93a05 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彼岸 | 作成日時:2021年6月8日 18時