134話 ページ40
『うわ〜それ聞いちゃったんですか』
「で、どうだったんだ?」
『今回の仕事はいつもよりはマシでしたよ。オマケもありましたから』
「それ本当か?」
『本当です』
と答えると少し気が抜けたように
「お前が大丈夫ならそれでいいが」
『フフ 心配ご無用です!この通り元気なので!』
「それは無理だな。お前ここ最近いろいろ忙しくしてるだろう。イレギュラー門から始まって、黒トリガー持ちのネイバーの出現。さっきの仕事に迅とは仲直りしたわいいが次は三輪とケンカ状態そして今回の件お前はいつちゃんと休めるんだ」
『今振り返るといろいろありますね…』
「全部夕華…お前の事だからな他人事にじゃねーぞ」
『わかってますよ。ちゃんと大丈夫です。忙しくてもみんなといるから本当に苦じゃないんです。見てて楽しいので!』
「……そうかよ。でもなんかあったらちゃんと言えよ。俺でも、東さんでもいいからな」
『わかってますよ!』
そう答えたけど、多分私は言わないだろう。“あの”事を知られていても巻き込みたくはない。ここの人達は私にとって大切な人達だから…
それから風間さんが来る間に他愛もない話をして時間を潰した
『冬島さん上手く話してくださいねー』
「わかってるって、疑われないように話しとくぜ」
『お願いします。さてと、そろそろ到着ですね』
扉の方に目線を向けると扉が開いた。そしてそこに立っているのは
「冬島さん失礼する。ん…何故夕華がここに…」
『こんにちは風間さん!私は冬島さんに用があってきたんです』
「用…?」
『はい、これはまあ風間さんにも関係する事なんですけど…実は…』
「そう言う事か…そういえば会議で言っていたな」
『そういう事です!で,ちょうど冬島さんの所に来たら風間さんがこれから来るっていうのを聞いたのでここで待たせてもらってたんですよ〜』
「なるほど。俺たちの隊も構わないお前の黒トリガーのことは気になっているからな」
『わかりました。じゃあ後で詳しいことは連絡しますね。それじゃあ私他にも行くところがあるので失礼します!』
「おう。がんばって話してこいよ」
『はーい』
と返して冬島隊の隊室を後にした
『さて、出たのはいいけど…ここの話す内容気になるな…』
ここで聞き耳立てるのもいいかもしれないけど流石にこんな所じゃなーこうなったら冬島さんに任せようと決めて私は一旦自分の部屋へと戻ることにした
247人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彼岸(プロフ) - みぃささん» ありがとうございます!これからもいい作品にできるよう頑張っていきたいと思います!楽しみにしていてください! (2021年5月15日 21時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
みぃさ - 夢主ちゃんの過去、、、気になるうう 凄く面白いです!更新頑張ってください!!! (2021年5月15日 20時) (レス) id: d6c42e7e83 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 昨日はすいませんでした。まだ制作途中のものを間違えて出してしまいました。疑問に思ってしまった方少し見てしまった方ご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。今日、明日には完成したものを出せるようにしていきたいですこれからもよろしくお願いします! (2021年4月28日 17時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彼岸 | 作成日時:2021年4月15日 20時