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97話 ページ3

人気がない庭園のような所に着くと私は立ち止まって

『そろそろ出て来たらどうですか』

と声をかけるすると背後から1人の男の人が出てくる

「鈍ってはいないようだね」

『鈍る?そんな事するわけないじゃないですか。私が今いるとこどこだかわかっていますよね。』

「もちろんわかっているともだが“一応”だよ」

『((ハアー 変わっていませんね。そうやって試そうとする所』

「そういう君は随分と変わったようだね」

変わった…ね…

『私が変わった?変わったのは貴方の方ですよ。こんな事を言うなんて、随分と鈍っているご様子』

「おっとそう言われるとは」

『だってそうでしょ。私が変わった?まさか、もし変わっているのなら今回の件は断っているし貴方との連絡も取らないようにしてる。でも私はそれをしていない何故か…それは私は昔のままだから』

「……言葉が足りなかったね。君の“中身”は変わっていないようだね」

『それが正しいですね…遅くなりましたが仕事の話をしましょう』

「そうだね、今回の仕事はこないだ言った通り引きつけて欲しい」

『後はそっちがやってくれるんですよね』

「もちろん」

気を引くのか…相手が相手だ話は選ばないといけないけど

『やり方は自由でいい』

「そこは君に任せるよ。君なら失敗せずしてくれるだろうからね」

『そうですね。で、場所は』

「場所は __ 」

場所を聞いてから私は彼と別れて1人指定された所に行く。その場所は

『城か…』

この遊園地の真ん中に建っているお城だった。このお城は一般に公開している所で内装が海外の昔の貴族の家のように作られていて結構な人気が出ている所だけど、ここにはもう一つ言われている事がある…

『闇市場…なんか久しぶりだな』

私はフードを被って、中に入ってからある場所に向かっていると

「すげぇなー」

「だな。あんまここまで正確に作れる奴いねーだろうからな」

「出水先輩がなんか頭良さげな事言ってる…」

「そうか、佐鳥そんなに蜂の巣にされたいんだな。そうならそうと早く言えよ。明日迎えに行ってやる」

「ちょっ⁉まっ冗談!冗談です!!」

「ちょっとここで騒がないでくださいよ」

前で出水、米屋、佐鳥、藍ちゃん達が周りを見ていた…もし仕事がなかったら…今頃あそこにいたのかな…

『(やめよう。今は仕事が優先だ)』

私はそのまま出水の横を通り過ぎて目的の場所に向かった。誰かに後ろを振り向かれた気がするけど私は振り向かず歩き続けた

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彼岸(プロフ) - みぃささん» ありがとうございます!これからもいい作品にできるよう頑張っていきたいと思います!楽しみにしていてください! (2021年5月15日 21時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
みぃさ - 夢主ちゃんの過去、、、気になるうう 凄く面白いです!更新頑張ってください!!! (2021年5月15日 20時) (レス) id: d6c42e7e83 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 昨日はすいませんでした。まだ制作途中のものを間違えて出してしまいました。疑問に思ってしまった方少し見てしまった方ご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。今日、明日には完成したものを出せるようにしていきたいですこれからもよろしくお願いします! (2021年4月28日 17時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼岸 | 作成日時:2021年4月15日 20時

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