95話 ページ1
今出水はなんて言った…何かあったって…
『急に何？』
「なんかわかんねーけど、なんか今日のお前変な感じすんだよ」
『変？どこが？』
「なんつーか俺達から一歩引いてるような感じがすんだよ。距離を置こうとしてるような…」
『…気の所為じゃないかな？私はいたって正常だよ』
「気の所為か…」
『そうそう！…((でも…』
「？ なんか言ったか？」
『何も言ってないよ〜』
心配してくれたのが嬉しいかったなんて言えないなー
「…なんかあったらちゃんと言えよ」
『わかったよー…あっちょうど天辺だ！』
外を見るととても高く遊園地の外まで見えた。
『すごい…』
びっくりした。いつも見ている青空がいつも以上に綺麗に見えてつい見入ってしまう。本当に綺麗だな
『出水の言った通り綺麗だね』
「だろう？俺以外と観覧車好きなんだよなー」
『へぇーなんか以外ー米屋と同じくジェットコースターが好きかと思った。』
「まあ好きっちゃ好きだなーでも、結構こうやっていろいろと見れる観覧車も好きなんだよな」
『そっか……ここだけの話、私ここには来ないつもりだったよ』
「⁉」
だんだんと地上が近づいて行くのを眺めながらそう出水に伝える…私はそのまま独り言のように話を続ける
『もらった時は行く気は全くなかった。行った所で人多いし、来た事もないから行った所で楽しめないだろうなって思ってたよ』
「じゃあ誘った時から乗り気じゃなかったのか」
『そうだねー乗り気にはなれてなかったかな？…でもさそれもすぐに変わったよ』
「すぐにって？」
『出水達が行くの決まってからとっても楽しそうにしてたからかな〜それ見て、行くのもいいかなって思っちゃったわけだからさ…今日ありがとうね！来てくれて』
「！ お礼言うのはこっちだっつーの…ありがとうな夕華」
『じゃあお互い様だね〜』
「だな」
そんな事を話していたらいつの間にか地上についていた。
『いや〜満喫した〜』
「そりゃあよかったな(連れて来れてよかった…)」
『！…』
足が止まるそんな私の横を通って出水が前に出る。
「さっきのとこ戻るぞ」
今の私の気持ちを知らずそう言ってくる…それに私はなんとも言えない感情が溢れてくる…そっか…私まだ
『…ﾌﾌ ＿＿＿＿＿＿ 』
「ん？今なんか言ったか」
『何も！ほらほらみんな待ってるよー』
「歩くの遅いのお前の方だろうが」
『はいはいー』
嗚呼…らしくないな…仕事に行きたくないなんて思うなんて…
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彼岸(プロフ) - みぃささん» ありがとうございます！これからもいい作品にできるよう頑張っていきたいと思います！楽しみにしていてください！ (2021年5月15日 21時) (
レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
みぃさ - 夢主ちゃんの過去、、、気になるうう 凄く面白いです！更新頑張ってください!!! (2021年5月15日 20時) (レス) id: d6c42e7e83 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 昨日はすいませんでした。まだ制作途中のものを間違えて出してしまいました。疑問に思ってしまった方少し見てしまった方ご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。今日、明日には完成したものを出せるようにしていきたいですこれからもよろしくお願いします！ (2021年4月28日 17時) (レス) id: 3813a82284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2021年4月15日 20時
