A級ソロは天才

46話 ページ50

あれから車に乗って玉狛に向かってる最中

「今更だが珍しいな、お前が城戸さんに直接じゃないが反抗するってのは」

『そうですね…これまで城戸さんの指示に従わない事ってありませんでしたからね…』

「今回は俺達が知らない所で何かあるのか？」

『……』

少しの間外を見たあと

『知り合いだからですよ。前言った』

「⁉ 知り合いって…まさか前言ってた助けてくれた人って」

『空閑有吾……遊真の父親ですよ』

「じゃあ本当に有吾さんの……」

『はい、息子ですよ。最初は信じられませんでしたよ。まさかこっちに来るなんて……それももういない(いや、違うか……)』

「そうだな……」

そして車の中は微妙な空気になった。

『私の事は気にしなくていいですよ。林藤さんならわかってると思いますけど、今気にすべき人は迅さんですから』

「………そうだな、あいつはいつも1人でいろいろやるからな。今回は城戸さんとやりあうのか…」

『そうですね。でも…今回は私が居ます絶対無茶はさせませんよ』

「頼もしい限りだな〜だがなお前もその1人だから無茶するなよ」

『大丈夫ですよ。私を誰だと思ってるんですか？“天才”A級のそれもソロそして…ボーダーの秘密兵器夕華Aですよ！』

そう少しカッコつけて言うと林藤さんは笑い始めた。

「おいおい、秘密兵器って」
　
『間違ってないですよ』

「そうだな、お前もそろそろそのこと伝えろよな」

『ですよね〜そろそろ言っとかないとあとあと太刀川さん達がうるさくなりそうなので…』

「バレても捕まりそうだな〜」

『あーもう、太刀川さんってなんであんな戦闘狂になったんですか〜』

「それは忍田に聞いてくれ」

そしてそのまま雑談をしながら支部に向かって行った。ある覚悟と共に
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『はい、来ました！次は黒トリガー争奪戦！これからが、この私A級ソロの夕華Aが活躍してきますよ！』

「なになに？何か面白い事してるね〜」

『…』

「Aとっても嫌そうな顔してるね……迅さん泣いちゃうぞ」

『きもいです。冗談も大概にしてくださらないと打ちますよ』

「わかった、わかったから！イーグレット構えるな！ここには宣伝に来たんだろう」

『((はぁー……すみませんお見苦しいものを…で次回のことなんですが、次回は太刀川さん達との対決そして私のちょっとした秘密も明らかになるかも！と言うことで次回のA級ソロは天才をよろしくね！』

「またね〜」

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