A級ソロは天才

12話 ページ14

『(そうだ)風間さん、太刀川さん』

「ん？改まってなんだ？」

『今回の遠征不参加の件です。報告が遅れてしまい申し訳ありませんでした。』

「なんだそんな事か」

『そんな事じゃないですよ。決まってた作戦崩してしまったんですよ』

「そうだな…遠征直前のプラン変更は俺達を全滅させると言っても過言ではない」

『………』

「だが……1人減ったぐらいの変更だ。気に留める必要などない。急な変更でもそれに対処できてこそのA級だ」

『はい』

やっぱり風間さんはすごいな。急なプラン変更でも動じないで行動しようとしてる。流石A級3位だなー。

「だが、夕華がいない遠征は初だからな。不安は少しあるな。」

『え，私が居なくても平気だと思うんですけど…』

「お前の実力は忍田本部長と同格だその戦力が抜けるとなると不安が残るのはしょうがないことだろう」

『風間さん私のこと過大評価しすぎですよ』

「そうでもないだろう、お前は思ってる以上に実力がある流石は天才だなって思うほどな」

『た、太刀川さん…頭でも打ちました。私が天才なのは当たり前のことじゃないですか？』

「なんか腹立つ言い方だな、よし夕華今から付き合え」

『いいですよ。ちょうどやりたかったので。あ、でもやるとしても最大20までですよ。明日遠征なんですから。風間さんもどうですか？参加できないお詫びと言っちゃあれですけど、付き合いますよ』

「なら頼む」

それから太刀川さんと風間さんの相手をしたがまぁ勝敗はなんとか勝ったと言う所で終わった。

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