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日に日に膨らむこの感情はきっと嫉妬ってやつだ。
なんだか懐かしささえ感じる。
仕事を理由にジョングクにあんなことを言ったけど、頭の中はユナさんに近づかれたくないってことだけで…
嫉妬7割ってのもまだサバを読んでる。
僕は自分が思ってるよりユナさんが好きみたいだ。
必死になるあまり、それにすら気づかなかった
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僕は正しいことをしたのかな?
勝手に電話をとってあんなことを言って
ユナさんがジョングクを好きだったらとんでもない邪魔者だ。
恋愛下手な自分が嫌になる
素直に、率直に、好きだって言えたらいいのに。
こんなウブな学生みたいに悩む自分がなんだか情けない
どう悩んだってきっとユナさんは
僕よりずっと積極的で人懐っこいジョングクを好きになるんだろう。
恋の駆け引きとか、そういったのは昔から苦手なんだ
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ーーーーーーー
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「ギュリヌナ〜!」
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…聞き覚えのある声。
近くで聞こえたその声の主を辿ると、
スラッとした女性に駆け寄っていくあいつの姿があった。
…
まさか
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JK「ヌナのお家行くならもっとお酒買っていこ?」
「そうやってまた酔わすんでしょ?笑」
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ユナさんにベタベタと触れていた手で、違う女性の手を握る。
ユナさんの心を
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僕が誰かに適わなくてもそれは仕方がないけど
ジョングク…
お前みたいなやつに取られたくない。
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JM「…」
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力のこもる拳をただ握りしめて、浴びせてやりたい罵声も飲み込んで
僕にできることはただ、
このことをユナさんに知られずジョングクから引き離すことぐらいだと言い聞かせる。
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ふわ(プロフ) - 続きが見たいです! (2020年3月22日 10時) (レス) id: 79c529d7af (このIDを非表示/違反報告)
姫菜 - やーーー。この作品好きです (2019年2月16日 13時) (レス) id: 1b1ede2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
姫菜 - 最高です。ジミン最高です。最高しかことばがでてきません。続きみたいなのないんですかね、?笑 (2019年2月16日 13時) (レス) id: 1b1ede2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
白翠ミナト(プロフ) - 初コメ失礼します!完結お疲れ様でした!作品のストーリーと作者様の文の書き方がとても好きで毎日更新されるのを今か今かと待ち望んでいました!終わってしまうのがさびしいですが、他の作品も応援しています! (2018年3月22日 18時) (レス) id: 14b86691aa (このIDを非表示/違反報告)
さ ぁ や - この 作品 本当に 大好き です。 (2018年3月20日 14時) (レス) id: 005a176783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リソヌ | 作成日時:2018年3月14日 0時