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曲作りは順調で、デモ音源をAdamの2人に聞いてもらい、互いに意見交換をしあった。
今日は、衣装の仮縫いが出来たとの旨を衣装制作会社から連絡を受けた為、2人と共にそれを見に制作会社へ足を運んだ。
「こんにちは。今回は、依頼を引き受けて頂きありがとうございました」
「いえいえ。こちらこそ、いつもコズプロさんにはお世話になっていますので」
会社の方と軽く挨拶をしあうと、「衣装はこちらですよ」と仮縫い済みの衣装のある部屋に通される。
そこには、私が自らデザインしたものが、形となって表れていた。
「おぉ、素晴らしいです！これを、Aさんがお1人でデザインされたとは……以前のサマーライブの際も思っていたのですが、センスの塊ですね！」
「本当にすごいと思います。これを高校生がデザインしたなんて、プロも顔負けです」
「……素敵だね、Aちゃん」
やめてくれっ！！そんなに褒められると照れるだろっ！！
案の定、七種くんに「おやぁ？照れてます？」とムカつく顔で言われたので、取り敢えずデコピンを……
と、思ったらガシッと手を掴まれた。
「自分、元々軍隊っぽい所にいたので。殿下にやられているように、上手くいくなんて思わないでくださいね」
……え、軍隊？その見た目で？
七種くん……お前さんめちゃくちゃ華奢じゃないか。え、もしや隠れ筋肉？何それ脱いだらすごそう。
え、この子もしかしてギャップある系男子！？
あ、でも確かに、私の手掴んでる七種くんの手は日和くんと比べたらゴツいし何か力強くないかちょっと痛いんですが。
「七種くんってヤバいよね。あ、褒めてるよ」
「Aさん直々のお褒めの言葉。しかと受け止め心に刻みました！」
無理しなくていいんだよ、七種くん。分かってるから。
一瞬「何言ってんのこいつ」みたいな目で私を見たの、分かってるから。
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リア(プロフ) - 最高に面白いです！日和が可愛すぎる！！！更新楽しみに待っています(^^) (2020年1月24日 17時) (
レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 凄く私好きな話だと思います！滅茶苦茶好きになりました！！更新待ってます。頑張ってください！！ (2020年1月23日 6時) (レス) id: 1d868b34d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水神友花 | 作成日時：2020年1月19日 12時
