終わりと始まり ページ1
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物事には、必ず『終わりと始まり』がある。
それは、唐突にやってきては、普段の日常生活を一変する。
_______________私は、それが今日という日なのだろう。
玲明学園に通う私は、とある一室に幼馴染である巴日和から呼び出された。
(個人的な用なら、わざわざ部屋なんて用意しなくてもいいのに…)
その時は、そう思っていたのだ。
けれど、彼に指定された部屋のドアを開けた時、私は言葉が出なかった。
「Aちゃん、やっと来たね！全く、このぼくを待たせるなんて！」
ぷりぷり怒っている幼馴染はいつもの事なのだが……部屋の中には、彼以外に3人いた。
「あ、A先輩。お疲れ様です」
1人は、同じ玲明学園の生徒であり、日和と同じ【Eve】のメンバーである漣ジュンくん。
そして、私たちとは違う制服を着たあとの2人も見たことがあった。
すると、眼鏡をかけた子がスクッと立ち上がり、私の前までやって来ると、ビシッと突然敬礼をした。
「敬礼〜☆お初にお目にかかります、Aさん！自分は、七種茨と申します。こちらにいる閣下……乱凪砂さんと【Adam】というユニットを組んでおります。どうぞ、以後お見知りおきを。閣下も、Aさんにご挨拶を」
早々長々と挨拶をしてくれた七種くんに促され、乱くんもゆっくりと立ち上がると私の前までやって来た。
「……乱凪砂です。久しぶりだね、Aちゃん」
「……は？」
会えて嬉しい、と微笑む乱くんを目の前にして、私はただただ私自身を懐かしく見ている彼の視線に、狼狽えるだけだった。
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リア(プロフ) - 最高に面白いです！日和が可愛すぎる！！！更新楽しみに待っています(^^) (2020年1月24日 17時) (
レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 凄く私好きな話だと思います！滅茶苦茶好きになりました！！更新待ってます。頑張ってください！！ (2020年1月23日 6時) (レス) id: 1d868b34d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水神友花 | 作成日時：2020年1月19日 12時
