→ ページ31
暗め注意。
❀芥川 龍之介
「
彼はその話を聞くなり、隣を歩く貴方の腕を掴みます。
珍しく、いつもの堅物な表情を崩して感情的な顔になっている彼。
貴方はそんな彼を見て、切なく微笑みかけました。
貴方がどんな感情なのか、彼には判りません。
「何故…何故だA…っ!僕は……!」
❀中原 中也
「そう、か…」
貴方に呼び出された彼は、貴方の話を聞くなり、疑うこともせずに呆気なく信じます。
そんな下らない嘘を吐く人じゃないと、判っているからでしょう。
彼は自分の持っていたナイフを取り出し、貴方にぎゅっと握らせて、刃先を自分の首に当てます。
「
❀黒太宰
「僕は前世に大罪でも犯したんだろうか」
貴方とならどんな世界でも生きてみたい、貴方が生きる価値だと、貴方にいつも言って聞かせていた彼の口癖。
そんな貴方に裏切られた彼の悲しみは底知れないものでしょう。
貴方は
「…もう、…殺してくれ……」
❀織田 作之助
「何を、言って」
彼と共にいつもの辛い
きっと、彼と一緒に咖喱を食べることはもう叶いません。
これか最後です。
彼はバン、っと机を叩きつけ、そのまま立ち上がります。
けど、彼は言葉が出ないのか、何も言いません。
「………ッ、Aっ、嘘だろう……!?」
❀エドガー・アラン・ポオ
「……しょう、せつの…ネタであるか…?」
大事な話があるの。
そう言って、彼に告げた事実は簡単に聞いてもらえる様なものではありません。
小説のネタ。
彼は、そう信じたかったんでしょう。
「そんな、だって、Aさんは吾輩のっ……!!」
502人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも - リクエスト大丈夫ですか、、? (1月18日 21時) (レス) id: 12bc70a190 (このIDを非表示/違反報告)
枯木(プロフ) - ひらすちゃん🐧さん» コメントありがとうございますー!男の子に任される側でしたか!!w(。-∀-)格好いいっ!! (2023年5月1日 6時) (レス) id: cf1149ca5a (このIDを非表示/違反報告)
ひらすちゃん🐧 - ペットボトル...友達のいつもわっちが開けてる...あ、男の子のやつも任されますよ?...() (2023年4月30日 23時) (レス) @page45 id: 78bf642dad (このIDを非表示/違反報告)
枯木(プロフ) - まゆさん» 有難う御座いますぅぅ(><。)これからも頑張ります!!!!!!(˶' ᵕ ' ˶) (2023年4月30日 5時) (レス) id: cf1149ca5a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 初コメ失礼致します。読んでいて心が癒されました♪いっきに読んでしまいました!wこれからも頑張ってくださいね♪応援しています!!(*^-^) (2023年4月30日 0時) (レス) @page27 id: e4a4033c2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:枯木 | 作成日時:2023年2月1日 20時