貴方の隣は私じゃない「五条悟」

No.4:一人の時間 ページ5

あの後みんなと別れて部屋に戻った。

ｺﾝｺﾝ

家「Aー入るよー」

『え、ちょ、待って、』

今はダメだ涙が溢れてるからこんな情けない姿見せなられない。


家「げ、なんであんた泣いてんの？」


『いや、ほんとになんでもない』


家「私そんなに信用無い？」

少し悲しそうに問いかける硝子


違う。硝子が信用ないんじゃない。


『ッ…違う…!!』

家「じゃあ何があったか教えて？」


なんで、そんなに優しいんだろ。

こんな話、出来ない悟の幸せを喜んでる人にこんな話…


早くほかの泣いてる理由話さなきゃ…


家「…A??」


『あのね、今日傑とお茶してたんだけどね……』




硝子。ごめんね。でも話してる内容は嘘じゃ無いから。


家「ふーん。それでどっちかわかんなくなって頭がぐるぐるして泣いてんの？」


『…そうだよ』


家「本人にどっちか聞けばいいじゃんか」


『聞いたよそしたら想像に任せるよって言われた』


こんな真剣にそんだん乗ってくれるのか。


嘘つかなくても良かったのかもな。


『ねぇ硝子、私さ泣いてた理由他にあるんだよね。』


家「知ってた。」


『え？なんで。』


家「Aが、こんなくだらない悩みで泣くわけがない。でも、言いたくないんでしょ？」

硝子が寂しそうに笑った。

私も薄々気づいてた硝子に感ずかれてるんじゃないかって。

『うん。初めは言いたくないって思ってた。でもいつもなら煙草を吸いながら話すのに相談ってなったら煙草をポッケから出さないで真剣に考えてくれたから言ってもいいんじゃないかって思った。だから私の話聞いてくれる？』





家「うん。聞く。」


『あのね＿＿＿』

No.5:硝子に大切な話→←No.3:傑とお茶

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