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だから、黄瀬くんが私を好きになることもありえないし私が黄瀬くんを好きになることもありえない。
…少しだけ胸が苦しい、気がする。気がするだけ、別になんでもない。
『黄瀬くんは女慣れしてるだけだと思う。誰にでもあんな感じなんだよ、きっと。じゃあ洗濯物干してくるから、また明日ね』
足取りが重い気がする。
心苦しい気がする。
息ができない気がする。
全部気がするだけ。別に黄瀬くんのことなんて好きじゃない。中学時代からの仲間。ただのチームメイト。
関わってなかったとはいえ、高校で唯一の中学からの知り合いだから。少し気に入ってるだけ
「Aっち、俺着替え終わったんでその辺で待ってるっスね」
ウザイとか、関わるなとか、ブスとか。
悪口だって言われてたし、つい最近までお互い嫌い合ってた仲だもん。
『すぐ終わらせるね』
恋愛感情なんて、あるわけない。
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作者名:愛璃珠 | 作成日時:2021年8月7日 20時