第95話「恋する十四松」 ページ30
「十四松がおかしい？いつものことじゃん」
「いやそうだけど！！そうだけども！！それ以上におかしいの！！！」
ある日、珍しくおそ松がいつもより早めに起きてきて朝食の手伝いをしてくれてる
一緒にキッチンに立ち焼いたり切ったりしてると、いきなりおそ松に持ちかけられた相談が『十四松が最近おかしい』とのことだった
いつもヤバイのにそれ以上におかしいとは一体どうなってるのか
私は朝から夕方まで仕事で家にいないため、このニート達が普段何をしてるかは分からないが二十数年共に暮らしてきた兄弟が相談してくるんだから、相当やばいんだろう
と、誰かが階段を降りてくる音が聞こえた
「あ、十四松おはよう」
「！」
早速相談内容のご本人の登場
見たところ別に変な感じはしないが…
でも何でこんな朝早くからツナギ着てるんだ？
「おはよう、Aちゃん」
「…………え」
「今日おれ朝ごはんいらないから、行ってきます」
そう言って玄関のドアを閉めた十四松
キッチンからひょっこり顔を出して無言で見送った私とおそ松は、チラッと互いの目を見た
「な？」
「十四松が…まとも…」
いや、実際人間これが普通なのだ
だが十四松が普通になったら普通じゃない
今日は槍でも降るのか、とお玉を片手に2人でポカンと口を開けていた
遅刻すると気づくまで、あと5分
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「彼女？まじで？」
「まじまじ、俺もう死にそう。あ、醤油とって」
「ん」
「ありがと」
後日、また朝早くから起きてきたおそ松から報告があった
なんとあの十四松に彼女ができていたらしい
なんてこったい、あの子の優しさに気づいてくれた子がいたなんて
おそ松と一緒に朝食を食べながら話を聞く
「けどさ、ちょっと問題があって」
「なに？」
「……十四松の彼女、AVに出てたんだよ」
「…え」
何故AVに出てることをおそ松が知っているのかは何となく予想がつく為突っ込まないし突っ込みたくもないから何も言わないけど…
その彼女もそれを後ろめたく思ってるのかは分からないが、何度か死のうとしたらしい
そして
「…そっか、振られちゃったか」
何も言わず、流れるテレビも見ず味噌汁を啜るおそ松
AVの件は、十四松には話そうとしたけど伝えてないらしい
おそ松も何だかんだ長男してるんだね
「…なぁ、十四松にちょっと金やってくんね？」
「なんで？」
「…今日、その彼女田舎に帰んだよ」
「……は？」
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みかん - 私も、銀魂の土方さん好きです。もちろん、カラ松も大大大好きです！！ (2017年4月28日 14時) (
レス) id: 14a0e6fbb6 (このIDを非表示/違反報告)
全松girl(プロフ) - Q、イバラさんは、ナオト好きなんですか？ この小説とても大好きです！自分が書いた小説の更新忘れそうなくらいです！((更新しろよ！ (2017年1月13日 21時) (レス) id: 423ee50578 (このIDを非表示/違反報告)
にゃにゃこ - 面白いです！質問じゃないかもですが、質問いーですか？ Ｑ六子の皆さん！6股でいいし、結婚してくれませんかー！？愛してんぜー！！！この小説書いてるイバラさんも愛してるー(((はぁと (2016年9月10日 22時) (レス) id: adb7cc6ed4 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 楽しいです。更新待ってます。 (2016年7月15日 15時) (レス) id: 6b28d6e403 (このIDを非表示/違反報告)
!マン - 自分がコメント間違えました。恥ずかしいです… (2016年6月25日 8時) (レス) id: 31aebc4975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イバラ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ecfed04be15/
作成日時：2016年5月18日 12時
