第70話「そんなバナナ」 ページ49
「はぁー…まじか…」
「まじだよ、下手したら俺達視察行くかもしれないらしい」
「あーー…」
カレーも食べ終わり、あつしくんと話をしていたらどうも私がいない間に変なことになってた
なんとその株主、とある工場の総支配人でもある為その工場とも連結して今後活動していくらしい
しかもその工場、名前がめちゃくちゃオープン
「ブラック工場て…こんなオープンにするもんなの?」
「俺達は完全なホワイトだから分からんな、分かりたくもないけど」
一体どんな工場なのか、半分怪しみ半分好奇心で検索してみる
あつしくんも気になってたらしいが、どうも勇気がなかった為見れなかったらしい
丁度いいからと2人で見てみると、なんとまぁ真っ黒
なんだ?名前がブラックだからHPの壁紙も文字もブラックなの?
どこにこだわってんの?
でもどちらにせよいい噂はない
裏社会の人達の武器作ってるとか変なの作ってるとか、予想を遥かに超える不気味さ
ここを視察してこいなんて言われたら遺書書いてから行かないと
今のうち何書くか決めておこう、うん
そして総支配人についてだが、確実にヤバいやつらしい
「社長大丈夫かなー…」
「大丈夫だろ、あの社長歳いってるけどピンピンしてるじゃないか」
イメージ的にはト○コの一龍会長をイメージしていただけるとピッタリくる
確かにあの人は何にも屈しなさそうだ
「なんか銃とか向けられても手でなんとかできそうだよね、あの人」
「桜沢は社長をなんだと思ってるんだ?」
すると、丁度いいところで始業再開五分前のチャイムが鳴る
あつしくんと別れると、朝自分のデスクに積み上がってた書類の残り半分を終わらせようと気を引き締めた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ただいまー」
玄関のドアを開けて、靴を脱ぐ
と、そこである違和感に気づいた
いつもならあの天使たちが走って迎えにきてくれるのに来ない
そしてなにやらリビングが騒がしい
なんやなんや、とガチャリとドアを開けると
「……」
なにやらもみくちゃにされてるカラ松と、そのカラ松にしがみつく4色のパーカー
隣で十四松はオロオロしている
なにこれ、どゆ状況?
カラ松4人に締め付けられすぎて顔真っ青になってるし、4人はカラ松に顔埋めてギチギチに離れないし
「あぁ!Aいいところに!助けてくれ!!
ブラザーたちが、ここに住みたいって言うんだ!!!」
「…え?」
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炉夜 - おそ松さん2期OPを聞きながらこの小説を読んでる私は幸せ……でありたい(2日後中間テストの人) (2017年11月20日 1時) (レス) id: 299a7e3fab (このIDを非表示/違反報告)
全松girl(プロフ) - 『花より三色団子』の舞台って、東映太奏映画村(とうえいうずまさえいがむら)ですか?漢字違ってたらごめんなさい! (2017年1月12日 0時) (レス) id: 423ee50578 (このIDを非表示/違反報告)
さいか - ウォルトなんとか人間何回も泊まったことがあります。凄くてやばかった。(・ω・)ノ (2017年1月6日 0時) (レス) id: 400d8d3ea4 (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅丸 - とてもおもしろいです。ドハマりしました! (2016年6月24日 15時) (レス) id: 304e2b5179 (このIDを非表示/違反報告)
松野七松(プロフ) - ひょえ−、女の嫉妬って怖いねぇ。フッ、心配ないさ、なぜならカラ子一途だからね!どうせならそのままゴ−ルイ))殴and蹴すみません、もう何も言いません。 (2016年6月14日 0時) (レス) id: e4fa147493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イバラ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ecfed04be15/
作成日時:2016年4月8日 5時