【おそ松さん】次男、拾いました。２

第41話「満喫中」 ページ3

「はぁ…はぁ…巻いたか…」

「いやぁまさか追いかけられるとはねー」


やはり幻覚ではなかったミッキーミニーとのマジな追いかけっこ

やっとのこと巻いたところで、再びマップを見つつ何乗るか決める


「やっぱジェットコースターは乗りたいよね」

「ボートとかも乗ってみたいな」


あれもいいね、これもいいねと言い合うのもキリがないため適当に制覇していくことに

だがしかし、回る前にやらねばならぬことがある

それは


「グランドエンポーリアム！！」

「で、でかい…」


ここはグッズが売られてる百貨店

お土産はもちろん、パーク内で身につけたいものはほぼここで売られてる

この説明でもう分かった方もいるでしょう

私が何をしたいかを


「……」


カラ松にサクッと頭に装着させたスティッチの耳

だが服装が革ジャンのためとってもシュールになってしまった

見た目とは真逆の耳をつけるべきか…


【サクッ】


試しにチップの耳をつけさせるとなんとまぁ不思議

とっても可愛い


「俺がこれなら、Aはデールの耳だな！」


カラ松が私の頭に似た耳を取り付ければ、おそろいになった

せっかくなのでこれを付けて回ろう

それを買って、パーク内でポップコーン買って歩いてると目の前に何かが見えた


「カリブの海賊だ！！」


やはり海賊というだけあって、カラ松が興奮気味に行こう行こうと急かす為行くことに

中に入りボートに乗り込むと、一番前に座った

ボートが動き出せば、周りはカラ松の好きな骸骨だらけ

それでも、この中二病成人男性は大興奮

本物の骸骨はムリだがこういう雰囲気は大好きらしく終始興奮していた


「すごかったねー」

「そうだな！帰ったらパイレーツ・オブ・カリビアン見なおそう！！」


なんだか私も見たくなってきたから家に帰る前にDVD借りてこよう

お次はスプラッシュマウンテン

いざ乗って出発したのはいいのだが、最後に落ちてくる時あるでしょ？

あれが思ったより高くて思わず叫んだらカラ松めっちゃ笑ってた

くそぅ、覚えとけ

アリスのティーカップも、乗って回す時にやりすぎて私たちのだけめっちゃ回ってた

回したカラ松も遠心力で飛ばされそうになってた

なんでそんなに回したの

もちろんジェットコースターも乗ったよ

私絶叫系好きなんだけど、カラ松も結構好きらしくて2人で叫びながら笑った

夜はパレード見に行って、パレード中になんかでかいのに乗ってるミッキーミニーに見つかりガン見されて怖かった

第42話「憧れのスイート」→←第40話「D社に喧嘩売らざるべし」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す