私が叶えてあげますよ〈ジャーファル〉

13夜 ページ19

〜ジャーファルside〜

彼女達の強さもですが連携もさすがですね。
ですが、そんなんでは私達を倒す事などできませんよ。

あ「主様の為に死んで。」

ジャ「それは無理なお願いですね。」

彼女の攻撃を防ぐ。

主「お前らまだ仕留められないのか！」

3人「...。」

ザザっ
彼女達は私達と距離を取った。

主「全く、役に立たないな。」

セ／エ「なんだと？」

あ「...。」

彼女達は私達ではなく、自分達の主と呼ばれる人の方に視線を変えた。

ジャ「(今が好機...どうしましょうか。)」

私はシャルルカンとマスルールを見るとシャルルカンもマスルールも全く攻撃をする気配がない。。

ジャ「(とりあえず、様子をみましょうか。彼女の事も気になりますし。)」

主「特にA。」

あ「...。」

主「お前を何の為に拾ってここまで育てたと思っている。」

あ「申し訳ございません。」

彼女は頭を下げる。

主「...全くお前と言うやつは。」

あ「...。」

ドカッ！

セ／エ「A！」

2人が彼女の元に駆け寄る。
彼女は少し苦しそうだった。

あ「...っ。」

主「お前らもだ。」

2人「！？」

ドカッ、ボカっ！

セ「うっ...。」

エ「ちっ...。」

2人にまで手を上げるとは、なんて人なんでしょう。

主「おい、何とか言ったらどうなんだ？」

そいつは彼女の髪の毛を鷲掴みにし、思いっきりお腹を殴った。

ブチッ！

私の中で何か切れる音がした。

あ「申し訳ござi ジャ「眷属器...」？」

主「なんだ貴様は。」

ジャ「双蛇鏢(バララーク・セイ)！」

私はそいつに向かってバララーク･セイをお見舞いしてやった。

主「なっ！うわぁぁぁ！」

あ「...!?」

セ／エ「(なんであいつが...!?)」

ふぅ、スッキリしましたね。

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