12通目 ちゃんと長男やっていたな。頼れる兄貴に憧れてた ページ12
不穏な空気の中、俺はおそ松の言動に細心の注意をはらう。
周りは嫌なくらい静かだ。わずかな風に揺れる葉の音すら聞こえてくる。
おそ松はスッと立ち上がるとどこかへいこうとした。心配だから俺たちはおそ松の後をつけた。さっきの言葉、冗談であってほしい。
向かったのは2階のブラザー達が寝ている部屋だった。4人そろって仲良くブラザーは寝ていた。２人分広くなった布団で。今日は珍しく十四松がいびきをかいておらず1階と変わらず静かだ。
おそ松がブラザーの顔を一人一人見ていく。
そして窓をｶﾞﾗｶﾞﾗっと開けた。
外の蒸し暑い空気が流れてくる
おそ松が手を空に伸ばしながら悲しげに言った。
『なあ、カラ松。さっきはごめんな。俺が弟達の空気悪くしちゃったな。少しでも気を軽くしてやろうとしたけどダメだったよ』
そうだったのか、よかった、、、俺は嫌われてたわけじゃなかったのか。
安堵の息が漏れる。生きていた時からずっと気になっていたからな
俺はのばしたおそ松の手を握った。すり抜けるぎりぎりの所で止める｡
『あの時俺がアイス買ってきてなんて言ったからお前は死んだんだよな。だからさ』
そして笑顔で言った
『このくらいでも頭からいけば死ねるかな』
おそ松が足をかけた
(まさか！おそ松！)
飛び降りる気か？！
13通目 弟達をよろしく頼む。→←11通目 いざという時はちゃんとオレたちを引っ張っていて
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囚人2 - くにひなさん» 別アカから返信させていただきます囚人です。感想ありがとうございました！できるだけ良いものを届けられたようなので満足です！お粗末なものでしたがここまで読んでいただきありがとうございました！ (2017年3月31日 18時) (
レス) id: e6ab6539df (このIDを非表示/違反報告)
くにひな(プロフ) - 囚人さん、お疲れ様でした!!最後までとても感動しながら読ませていただきました。°(´ω`)° 。ひゃー、本当に面白かった!!カラ松、無事現世へ還れて良かったです。 (2017年3月27日 14時) (レス) id: 9876eec4f2 (このIDを非表示/違反報告)
囚人(プロフ) - ガーナさん» ガーナさん！応援ありがとうございました！こんなもので少しでもいい方向へ向かえたならこれほど嬉しいことはないです。ガーナさんのコメントのお陰でここまで来れました。嬉しいコメント、本当にありがとうございました！ (2017年3月12日 20時) (レス) id: 1320336adf (このIDを非表示/違反報告)
ガーナ - 完結、おめでとうございます！。この小説が無事完結を迎えた嬉しさと寂しさで胸がいっぱいです。私はこの小説を読んで、いい方向に人生が変わった気がします。それに、囚人さんの世界観が大好きです！。本当に、おめでとうございました！。これからも頑張って下さい！。 (2017年3月12日 20時) (レス) id: cf0ca5759a (このIDを非表示/違反報告)
囚人(プロフ) - 朱雀悲奈さん» おそらく、私でしたら、活動する際は、挨拶は、どうも、誰々ですみたいなかんじなのでそれはももしかしたら、私かもしれません笑 いつか見つけたら是非お声をお待ちしてます！ (2017年3月10日 0時) (レス) id: 1320336adf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：囚人 | 作成日時：2016年4月26日 20時
