８話〜学生時代〜 ページ10
今日の夜も、ンダホ家で撮影と行われることになっていた。
その時、たまたま全員そろう予定だったから、そこで言おう、ってモトキと約束した。
〜ンダホ家〜
全員「アデュー！！！！！！！！」
今日も撮影終了だ。あとはかえって編集。
…そうだ。今日の撮影楽しくて忘れてた
言わないと。みんなに。
モトキの方を見ると、「頑張れ」というように頷いた。
貴「みんな！…あの、さ、」
みんなごちゃごちゃ楽しんでたけど、私が声をかけるとみんなこっちに向いてくれた。
貴「まだ、決まったわけじゃないけど…相談したいことがあるの。結構マジで真剣な話。」
そういうとみんな真剣な顔になった。
貴「…私ね、昔から歌手になることが夢なの。」
貴「自分のチャンネルとか、フィッシャーズのチャンネルとかでも歌ってみた動画とか出してて…。んでその動画を見た音楽関係の仕事をしてる方から、『本格的に音楽活動はじめないか』って、誘いを受けて…
すごくうれしいの。嬉しいんだけど…
その代わり、今までの生活を全部捨ててこれる覚悟で来てほしい…って言われて…」
みんなが驚いた顔をした。
シ「え、それって…フィッシャーズから脱退する…ってことになるよな？」
貴「まだ考えてるの。私だってフィッシャーズから脱退したくないし…」
全員黙ってしまう。
シ「…俺は別に自分の将来の夢をかなえるためだったら脱退しても構わないけど。」
ペ「…うん。俺も思う。だって今は会えなくてもいつかはまた会えるはずだよ。」
みんなそれぞれ意見があったけど賛成してくれた。
本当に涙が出そうになった。
絶対怒ると思った。
「ふざけんな」って。
「お前の夢なんかで脱退するとか自分勝手すぎる」って言われると思った。
みんな本当に優しくて、
フィッシャーズに入れて、
みんなに出会えて、
本当に良かった。
絶対成功して、
フィッシャーズのみんなが有名youtuberになってから、
またこのメンバーで会おう。
みんな、約束しよう。
いつ願いが叶うか分からないけれど。
また、いつか。
そういって、私は地元を旅立った。
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神藍(プロフ) - いきなりですけどこのお話めっちゃ好きです！！更新頑張ってください！！待ってます！！ (2019年1月1日 12時) (
レス) id: dd00329f72 (このIDを非表示/違反報告)
*rina* - 初コメ失礼します!挿入話にいつもキュンキュンさせられてます!これからも忙しいかと思いますが書き続けて下さい! (2018年7月5日 18時) (レス) id: 6176864d1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*setugetu* | 作成日時：2018年7月1日 17時
