25話 ページ37
モトキside
中学校の頃のアイ
それは、フィッシャーズの俺たちには誰にも分からないこと。
それと、アイの性格が変わってしまった頃。
以前にシルクから聞いたことがある。「幼稚園の頃はあんな性格じゃなかった」と。
俺たちは、なぜアイの性格が変わったのか、本人に聞きたかった。
だけど、どこかで「聞くな」と訴えるアイがいた。
だからこそ、今まで聞いてこなかったし、何も変わらずに遊んだ。
だけど、中学校の頃のアイを知っている人がいる。
もしかしたら、あの人に聞けば…_____
貴「モトキ?おーい」
アイの声に気が付いて、アイの方を見る。
貴「どうしたの?急にぼーっとして…。大丈夫?」
アイは少し遠くの方でマサイと2人と並んで俺を待っていた。
どうやら帰ろうとしていたようだ。
モ「大丈夫だよ!ごめんね!」
アイ達の元へ少し小走りで向かう。
その後、マサイ宅に戻って、お風呂に入って歯磨きして並べてくれた布団の中に入る。
さっき会った、アイの知り合いの男性が気になる。
あの人にアイの過去を聞いてみたいけど、あの人の連絡先を知らない。
アイに聞くか?いやでもそんなことしたら「なんで?」って言われてその後の言い訳が考えられない。
どこに住んでるのかも知らないし、そもそも名前も知らない。
どうしよ…
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神藍(プロフ) - いきなりですけどこのお話めっちゃ好きです!!更新頑張ってください!!待ってます!! (2019年1月1日 12時) (レス) id: dd00329f72 (このIDを非表示/違反報告)
*rina* - 初コメ失礼します!挿入話にいつもキュンキュンさせられてます!これからも忙しいかと思いますが書き続けて下さい! (2018年7月5日 18時) (レス) id: 6176864d1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*setugetu* | 作成日時:2018年7月1日 17時