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挿入話*あいつが旅立った後の話〜ダーマside〜 ページ21

アイが、地元を旅立った後、俺らは相変わらず全員で集まってバカしてた。



でも、少しずつ俺らも受験生らしくなってきて、忙しくなりみんなで集まる時も、少なくなり始めた。



それでも全員じゃなくても、ンダホ家で動画撮ったり。


しばらくはシルク一人で活動してたり。


学校でいじめられたり。






いろんな事件があって、俺たちは、今でもフィッシャーズとして活動してる。



そして、気づいたら、俺らももう20過ぎた。



大学生になったり、仕事に就職したり。







気づいたら登録者も100万人過ぎて。


そしてあっという間に気づけば400万人過ぎて。もうちょっとで500万人。




シルクとマサイが新居に住んで、動画を撮る場所も変わった。






「アイがここにいたんだよ。」って、言えるようなものも、少なくなった。







アイが出演していた動画も、消された。





「アイが、元フィッシャーズのメンバーなんだよ」って言える証拠が、どこにもない。




あるのは、俺らの学生時代の記憶だけ。



同じクラスで、よく話してたのが懐かしい。



お互いクラスの中では浮いた存在で、



だからこそ、アイと話せたのが正直嬉しかったんだ。









ぺ「…ねぇ。俺さ、アイが今どんな風に活動してるのかわかったのかもしんない。」




久しぶりに誰かの口から「アイ」という名前を聞いた。


それよりも、ぺけたん今すごいこと言ったぞ。



シ「まじかよ!!どんな風に活動してんだよ!!」


ぺ「…これ、見てよ。」



そういって差し出されたのは、あるインターネットの記事。


そこには、仮面をかぶった「夢叶」という女性の方。



ぺ「…この人、アイに似てる気がするのは、俺だけかな?」



…確かに、言われてみればそうかもしれない。

歌い方も、マイクの持ち方も、笑い方も。


仮面つけてるから絶対とは言えないけど、これはアイだ。


記事には「学生時代の思い出」という小タイトルに目が付いて、その内容を見る。







「『はじめは、私独りぼっちだったんです。すんごい人見知りで。でもある人達が一緒に遊ぼうって言ってくれて。それから人生が変わった。』そう笑顔でにこやかに話していた。」

10話→←挿入話*お前の夢なんだから。〜シルクside〜



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神藍(プロフ) - いきなりですけどこのお話めっちゃ好きです!!更新頑張ってください!!待ってます!! (2019年1月1日 12時) (レス) id: dd00329f72 (このIDを非表示/違反報告)
*rina* - 初コメ失礼します!挿入話にいつもキュンキュンさせられてます!これからも忙しいかと思いますが書き続けて下さい! (2018年7月5日 18時) (レス) id: 6176864d1b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*setugetu* | 作成日時:2018年7月1日 17時

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