私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？陸っ！

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「やっぱりそうかなって思ってたけど
直接言われると傷つく！！！！！！！」



Aの疲労度は今や
野球に例えると2アウト満塁
完璧に追い詰められた状態であり、
今まさに綾部喜八郎が投げた直球ストレートによって3アウトバッターチェンジ！！となって
Aは撃沈した

そんな撃沈して「ｱ、ｵｿﾗｷﾚｲ」と天を仰いでる
Aの姿を見て
このガチ勢達が黙っているはずがあるだろうか？？
いや、ないのである



「滝夜叉丸は一旦放置だ！！！
喜八郎このヤロー！！！！！Aのことが嫌いだなんてどういうことだっ！！！」

「このアホハチロー！！竹谷先輩のいう通りだ！！！！
お前すでにおかしい頭がさらにおかしいんじゃないのか！！！！」

「そうだそうだ！！！全人類！Aと同じ時代に生まれたことを感謝すべきだろうがっっ！！！」


なんと綾部喜八郎にガチ勢達からの大ブーイング
それどころか観覧席からもちょいちょいブーイングが聞こえてくる
そこの加藤、池田、伊賀崎は座りなさい

これには同室の平もAのことを気の毒にも思いながらも同時に同室のこともここまでのブーイングを浴びていて心配になって慌てる


「こ、こればかりは
流石に優秀な私でも庇えないぞ…？？
先輩に失礼じゃないか喜八郎？？
今のうちにごめんなさいしといた方が良いんじゃないか…？？」

「べ〜だっ！嫌ですよ
だって僕、本当に先輩のこと嫌いなんですから」


この平の心配を綾部は舌を出して反抗し
A嫌い！の一点張りだ
ちょっとそこの鉢屋、激しく頷いてもっとやれやれ！ではない
それでも学級委員長委員会か


しかし、このA嫌い！！攻撃は
鉢屋ならともかく後輩の綾部が言えば
Aには効果はバツグン！！であり、
もう大ダメージなので、HPは残ることもなく一気に削られた


「ぐっっ！！！！！」


「Aが死んだっ！！！？！！」

「この人でなし〜！！！」


もうその場に倒れ込んでしまった
Aの背を久々知が落ち着かせようと撫でれば
尾浜が綾部に向かって叫ぶ

あー、なんだろうこの事態
収拾がつくのかなぁ？とこちらも見ていて愚痴をこぼしたくなりそうだ

しかし、こんな時でもしっかりしている人はちゃんといるいつもは不運で頼りないけど
この人だって六年生だ
善法寺は事態を少し落ち着かせようとその訳を綾部に問う


「な、なんでそんなにAちゃんのことを嫌ってるんだい？喜八郎？」


「それは…」

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