私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？陸っ！

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「え…でもその富松先輩はファンクラブに入っていないんですか？」

「確かにそんなの
いくら同じ委員会でもわざわざ手伝ってくれたりしませんよ〜」



【そんな物好きな作業】と言わないでおいた俺
できた後輩だなぁ…！！！
ときり丸は内心では自分のことを褒めていた




「俺もそう思って入らないかと誘ったんだが…」



一方で自分が怒りそうなことをきり丸が考えているとはもちろん思っていない
食満は富松との当時の出来事を振り返る





『え！？
い…いや確かにA先輩のことは好きですし…！！！
このグッズも一部もらうために今も手伝ってますけど…

お…俺の好きはファンとしてじゃなくて…



す、すみませんっ！！！！

いくら食満先輩でもこれ以上は言えませんっ！！！
すみません〜！！！！！！！！！』



『さ…作兵衛〜！！！？！！！！！』




「とな…



でもそうやって自分達で
自給自足の生活をしてきたんだが…

もうそれもレパートリーがなくなってきて
限界なんだ…




それに何より…




俺はっ…！！！！！！！！！！！！






他人からの供給が欲しいんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！」



「「「はぁ…」」」



乱太郎たちに食満の気持ちはさっぱりわからないが
食満の気持ちに寄り添って解説すると
オタクは自分自身の生産では得られない要素を
他者からにより供給で補いたい生き物なのだ
とても面倒くさいがそういう生き物なのでしょうがないのである

そんな面倒くさいオタクになってしまっている食満は乱太郎の方に年相応の少年のような目で乱太郎に詰め寄って提案する



「そこでだ！！！！乱太郎！！！！！」

「は、はい…！！！」

「絵が得意なお前に！！！！
Aのブロマイド用の絵を描いて欲しいんだっ！！！！！」

「私が！？！？A先輩のブロマイドをですかっ！？！！！？」

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