虹色の日々 (ページ20)

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緑side

暴走するのんちゃんを淳子さんと止めてると、ガラッとドアが開く音がした

橙「巡回終わったで～
　ってあんためっちゃ元気になっとるやん(笑)
　さっきまでのメソメソ感どこ行ったん？」

桃「もう、ええんですぅ
　しかも、私あんたやなくて、のんちゃんですぅ
　小瀧望美ですぅ！」

橙「いやっ(笑)なんやねんこの子、めっちゃおもろいやんか」

あっくんとのんちゃんが盛り上がる後ろで不機嫌そうな流星が入ってきた

青「おい、望美！お前、ホンマに大丈夫になったんか？神ちゃんと淳子に話しできたんか？」

桃「へあっ！りゅ、流星．．．で、できたで、できた！やから、もう元気になったで！」

そういいのんちゃんが力こぶを作って見せると流星はフッと笑った

あれ、この感じ

もしかして、もしかしなくても流星ものんちゃんのこと．．．

青「なら、よかったわ
　お前にはホンマに迷惑かけとるからな
　本当はもっと守って上げれればええんやけど、
　俺の意気地がないからずっとつらい思いさせてもうて
　でも、俺やっと決心がついたわ」

そして、一拍おいてから

青「望美、俺お前のことが好きや
　ずっと苦しい思いさせてもうてごめんな
　これからは俺がお前を何に変えてでも守ったる
　やから、もう安心せえよ」

のんちゃんは突然の告白に驚き、固まっている

でも、やっと状況を理解したのかポロポロと涙を流し始めた

桃「りゅぅせぇのばかぁぁぁ
　そんなことないよ、いつもうちを助けてくれたんは流星やで
　もう十分に助けられとるよ」

青「おん、ならよかった
　でも、もっと守ったる
　な？だから、俺と付き合ってくれるか？」

桃「付き合う！嫌ってゆうても、絶対にこの手離しやらんからな」

一気に甘々な状況になり、我々5名はすごく気まずかったけど、抱きしめあう二人はまるで王子様とお姫様みたいやった

私もいつかこんな素敵な恋をしたいと思いながら、ある人が頭に思い浮かんだんは何かの間違いということにして、二人を祝福した

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