虹色の日々 (ページ19)

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緑side

桃「じ、実はうち流星のこと好きなんです」

黄「へ？」

緑・桃「？？？？？？？」

黄「あははははははははは」

淳子さんはこれでもかというくらい笑っていた

のんちゃんを見ると頑張っていったのにいきなり笑われて、少し泣きそうになっとる

緑「ちょ、ちょっと、淳子さん、なんでそんな笑うんですか？
　のんちゃん、勇気振り絞ってゆうたんに！」

黄「あぁ、ごめんごめん(笑)
　なんか、思っとったことと全然ちゃうかったから、驚いてしもた
　決して馬鹿にするつもりとかはないで、あはは」

桃「うぅ、絶対バカにしとるやんか...この唇オバケ！！」

黄「！」
　「なんやと、このぉ！！」

緑「ちょ、ちょっとやめてくださいよ、もう！」

謎に二人の言い合いが始まってしまい、空気が全然違うものになってしまった(笑)

とりあえず落ち着き、話に向き合う

黄「とりあえず、望美が流星を好きなんはわかった
　で、それの何があかんの？好きなら好きでええやん
　そんなに泣く理由はなんなん？」

桃「だって、うちサッカー部のマネやから、バレたら下心あって入ったって思われるん嫌で」

黄「でも、ちゃうんやろ？マネージャーの仕事好きなんやろ？サッカー好きなんやろ？
　仕事中に流星のことばっか見てるとか流星の身の回りのことしかしやんわけやないんやろ？」

桃「それは違います！サッカーは好きやし、マネの仕事も好き。
　部活中は流星と話す暇なんて一ミリもないし、
　そもそも、流星を知ったんはいじめられてんの助けてもろたときやし」

黄「ならそれでええやん
　他のやつの目を気にする必要ないやろ？本当のことは自分と流星だけが知ってればええんよ」

あぁ、すごいなぁ淳子さん淳子さんの言葉が心にしみるわぁ

のんちゃんも目をウルウルさせとる

桃「せやなぁ
　なんで、こんなに人目を気にしてまうんやろ」

黄「まぁ、しゃあないわな、見かけによらず、真面目そうやもんな(笑)
　人の目が気になるのはわかるけど、そんなこと気にしててもええことなんか一つもないで！」

桃「はいっ！わかったで、淳子！ホンマにありがとうな！
　自信でてきた！よし、うち流星に告白する！」

緑・黄「はっ！？」

黄「それはいきなりすぎるんちゃうか？それにしれっと、私のこと呼び捨てにしとるし！」

緑「私もそれはちょっと早いんじゃないかなって思うよ？」

桃「でも、自分で決めたんや
　いったるでー！」

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