弐 ページ32
黒丸「見えました！牛鬼組の屋敷です！」
夜『兄様…どうかご無事で……』
ト「急ぎましょう！」
―――――
―――
―
ガッ
バサバサ…
ﾄﾞﾝ
ト「!?リクオ様ぁぁ!?」
黒丸「な…なんだぁぁ―――!?この状況は!?」
夜『兄様!?…!あぁ、そんな事があったのか…』
――リクオの記憶？を感じ取ったみたいな？――
黒丸「そこにいるのは……ｯ牛鬼だな!?」
ト「貴様…!!」
ﾋﾟｸｯ
黒丸「リクオ様……？姫様……？」
ガラッ…
牛「来たかリオナ…この地にいるからこそよくわかるぞリクオ、リオナ…内からも…外からも…いずれこの組は壊れる…早急に建て直さねば…ならない…だから私は動いたのだ、私の愛した奴良組を…つぶす奴が…許せんのだ……たとえリクオ…お前でもな…」
ト「兄貴…」
黒丸「逆臣・牛鬼!リクオ様達に…この本家に直接刃を向けやがった…!!」
牛「当然だとは思わんか…奴良組の未来を託せぬうつけが継ごうというのだ…リオナと違い我らについての知識も何も無いやつが…しかしお前には…いやお前にも器も意志もあった…私が思い描いた通りだった…もはやこれ以上考える必要はなくなった」ﾑｸｯ…
黒丸「リクオ様!姫様!あぶのうござる!!」
牛「これが私の結論だ!!」
黒丸「牛鬼貴様ぁああ――!!」
ドシュゥゥゥゥ
ﾎﾟﾀｯ
牛「―――――なぜ止める？リオナ……」
黒丸「姫…様？」
ガラァン…
牛「私には…謀反を企てた責任を負う義務があるのだ…なぜ死 なせてくれぬ…牛頭や馬頭にも合わす顔がないではないか…」
夜リ「おめーの気持ちは痛ぇ程わかったぜ…オレがふぬけだとオレを殺 しててめぇも死 に認めたら認めたでそれでも死 を選ぶたぁらしい心意気だぜ牛鬼」
牛「…」
夜リ「だが死ぬこたぁねぇよ、こんなことで…なぁ？リオナ」
夜『そうじゃのぅ…こんなことで死ぬこたぁないねぇ』
ト「若!?お嬢!?こんなことって…!!」
黒丸「これは大問題ですぞ!!」
夜『なんじゃ…お主たちがここでのことを話さなければよい話じゃ』
ト「お嬢ぅ〜…」
夜リ「牛鬼…さっきの"答え"人間のことは…人間ん時のオレらにきけよ」
夜『それで気に入らないのなら斬ればよい…その後は…勝手に死 ぬなり好きにおし』
ズル…
ｶｯ ﾋﾟｼｬ―――――――ﾝ
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妖狐(プロフ) - ありがとうございます!!頑張りますね(`･ω･´)ｷﾘｯイメ画はすみません…新しいの描いて載せたいんですけど…ね？載せ方忘れちゃって…… (2017年8月2日 7時) (
レス) id: e0966900d0 (このIDを非表示/違反報告)
リンリンリンゴ - とても面白いです( ≧∀≦)ノ大好きです。頑張ってください( ´∀｀ )b。あと、イメ画が見れなくてちょっと残念です。無理を言ってすいませんm(_ _)m (2017年8月1日 23時) (レス) id: ffd5bf9e48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バカガール x他1人 | 作成日時：2017年1月27日 22時
