弐 ページ3
ビュゥゥゥゥゥ…
ガタガタガタ
島「…なんか本当に出そう」
カ「奴良くんとリオナこんな家に住んでたんだね」
清「いい雰囲気…それじゃ始めよう、今日は花開院さんに…プロの陰陽師の妖怪レクチャーを受けたいと思います」
ゆ「は?そうーーですね…最初にこの前の人形ーあれは典型的な゛付喪神¨の例でしょう」
島「付喪神?」
清「島くん!!君は何も知らないねぇ!!」
ゆ「「器物百年を経(へ)て化(か)して精霊(せいれい)を得て、より人の心をたぶらかす」付喪神は打ち捨てられた器物が変化した妖怪なのです。妖怪は色々な種にわけることが出来ます。人の姿をしたもの、鬼や天狗、河童など超人的な存在、超常現象(ちょうじょうげんしょう)が具現化したもの…さきほど言われていたふらり火など妖怪の1/3は火の妖怪であると言われています…やつらの目的は…みな人々をおそれさせること…なかでも危ないのは獣の妖怪化した存在!やつらの多くは知性があっても理性がない、非常に危険!欲望のままに化(ば)かし、祟(たた)り、切り裂き!!喰らう!!けっして…さわらぬよう気をつけ願いたい!そしてーーそれら百鬼をたばねるのが妖怪の総大将ーー「ぬらりひょん」と…いわれています」
リ「『ギクッ!』」
ゆ「うわさでは…この街にいついているというーー」
清「゛ぬらりひょん¨かーー妖怪の主とは言え…小悪党な妖怪だと思っていたよ…」
ゆ「そうーーヤツは人々に多くの畏れを与えるーー別格中の別格…今は息子…はたまた孫がいると聞いています…それも二人いると…」
『(え?…まさか…ばれてる!?いやいや、そんなわけないよね〜…)』
ゆ「でもヤツを…やつらを倒せば私もきっと認めてもらえる……古(いにしえ)の時代よりーー彼らを封じるのが我々陰陽師…その縁(えにし)をーーこの地で必ず…」
ガラッ
毛「お茶入りました〜」
妖怪毛倡妓(けじょうろう)
しずしず
毛「ごゆっくり」
「何!?誰?」
リ「おねーさん!?」
「奴良あんなすごいお姉さんいるのか!?」
『あ、いやえっと〜…お手伝いさん!そうお手伝いさんなんだ!!住み込みできてる〜!!』
カ「あ…そーいえばリクオ君前お手伝いさんいるって言ってたような」
ゆ「お手伝いさん…?」
『うんそう〜!!お手伝いのお姉さん〜!(うまくごまかせたかな〜?)』
ゆ「そう…今のが…この家はーー…どうも…変ですね」
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妖狐(プロフ) - ありがとうございます!!頑張りますね(`・ω・´)キリッイメ画はすみません…新しいの描いて載せたいんですけど…ね?載せ方忘れちゃって…… (2017年8月2日 7時) (レス) id: e0966900d0 (このIDを非表示/違反報告)
リンリンリンゴ - とても面白いです( ≧∀≦)ノ大好きです。頑張ってください( ´∀` )b。あと、イメ画が見れなくてちょっと残念です。無理を言ってすいませんm(_ _)m (2017年8月1日 23時) (レス) id: ffd5bf9e48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バカガール x他1人 | 作成日時:2017年1月27日 22時