七 ページ12
良「利用されてるだけだ!!」
ぬ「…旧鼠組な…思い出したわい…たしかに…うちの組にもそんな奴らはいた気がする…ただあんまりにも知恵のない奴らだったよ…おさまりのきかねぇ…ただの暴徒…早々に破門したはすまだがな…そうかい、一番街で今は…ねぇ…それに人の愛孫娘に手を…リクオ言いなりになってんじゃねーぞ!情けねぇ…てめーのことだろうが…ケジメつけたらんかい!!」
リ「そんなことをボクに言われたって!ボクには力なんこないんだ!!ボクには!…」ドクン
ザッ
鴉「若!!三代目を捨てるってことは…下僕(しもべ)を見捨てるってことですぞ!!」
リ「う…うるさい!!」
なんだよ…今の…体があつい…
ドクン
リ「違う…ボクは…!」
知らないーー
鴉「若…!」
ボクに力なんてないーー
ボクはーー
人間なんだからーーーー
?「本当は知っているはずだぜ?」
ザァ……
?「自分の本当の力を」
え…ーーーー
ザワ…ーー
桜ーーーーーー?
リ「ボ…ボクの?」
なんで…ーーー
夢の中のーーーーーーー
しだれ桜のーーーーーーーーーー人…ーー
?「もう…時間だよ」
ザァ…ーー
鴉「わ…若…?」
夜リ「カラス天狗…みなをここへ呼べ…夜明けまでのねずみ狩りだ」
ザワッ…
ーーーー
ーーー
ー
『う、ん?…ここは…』
旧「やっと起きたか…」
『!…旧鼠!ゆら達は!?何故僕だけ此処なの!?』
旧「あぁ、あの陰陽少女共なら別の部屋…いやゲージのなかにいるぜ…オレらの食用にな…!」
『なっ…!僕をゆら達の所につれてって!!』
旧「それは出来ねぇー約束だな…なんたってお前はオレの大事な嫁さんだからな…!」
『……もし…あの娘達に手を出したら許さないんだから…!!』
旧「おーおーオレの嫁さんは恐いねー流石は奴良君三代目補佐だ…」
『(さっき…かすかだけど、リクオの声が聞こえた…さっきまでリクオが居たんだ…!大丈夫…リクオが絶対助けてくれる…)』
旧「じゃあな…また来てやるよ…寂しくないようになぁ」ニヤァ
ーーーー
ーーー
ー
『クソッ…!!(扉に鍵がかかってる…蹴ったら壊せるけど…外に鼠が2匹…)』
「いやぁぁぁぁぁぁ…」
『!この声…ゆら!?まさか…本当にゆら達を食べようって言うの?助けなきゃ!!でも…人間の僕が鼠なんて妖怪に勝てるの…』ドクンッ
?「いや…気づいてるはずだ…自分の本当の力に…」
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妖狐(プロフ) - ありがとうございます!!頑張りますね(`・ω・´)キリッイメ画はすみません…新しいの描いて載せたいんですけど…ね?載せ方忘れちゃって…… (2017年8月2日 7時) (レス) id: e0966900d0 (このIDを非表示/違反報告)
リンリンリンゴ - とても面白いです( ≧∀≦)ノ大好きです。頑張ってください( ´∀` )b。あと、イメ画が見れなくてちょっと残念です。無理を言ってすいませんm(_ _)m (2017年8月1日 23時) (レス) id: ffd5bf9e48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バカガール x他1人 | 作成日時:2017年1月27日 22時