２９ ページ4
夢主 side
『合歓ちゃん！おはよ』
合「おはよ！楽しみだね、今日」
『うん。せやな！』
そして、うちと合歓ちゃんは話をしながら
校門をくぐる
校門には今日だけ特別に設置してある大きな門がある
そこには大きな文字で「文化祭」と書いてある
そう、今日はうちの高校の文化祭なんや！
うちのクラスは隣のクラスと合併して喫茶店と焼きそばの屋台をやることになっている
ちなみに隣のクラスっていうのは、イチくんのクラスや
イチくんは、普段の授業にはあまり出ていないから
今日の文化祭も来おへんかもしれんな…
いやいや、まだわからん
とりあえず隣のクラスを見てみよう
自分のクラスへ行く途中、イチくんのクラスを覗く
見た感じ居ないっぽいな…
そこには、イチくんのらしき姿はなかった
ほな、連絡してみるかな…
自分の教室に着いた後
うちはスマホを出して、イチくんにラインを送る
A今日の文化祭来る?それともバイトあるん?
暫くすると、返事が返ってきた
イチくんバイトはねぇけど、文化祭は行かねぇ
Aなんでなん?
イチくん俺行くと、雰囲気悪くなるだろ
なんや、そんなこと気にしとったんか…
確かにイチくんは多くの人から悪い印象を持たれていて
怖がられていた
でも、今のイチくんなら大丈夫
雰囲気も柔らかくなった
親しみやすさが出てきた
だからうちは自信をもって、イチくんにメッセージを送った
Aそんなことない。今のイチくんは大丈夫や。雰囲気も優しくなったし、親しみやすくなった。イチくんはクラスの雰囲気を壊さんよ。だからさ、文化祭来おへん?
すぐに既読が付いたが、返信がなかなか帰ってこない
A大丈夫やって、おいでよ。何ならうちが迎えに行こうか?
しびれを切らしてうちがメッセージを送ると
すぐに返信が帰ってきた
イチくんいや、いい。俺行かねぇ
かたくなに拒否をしてきた…
はあ、突するか
もうイチくんん家へ行って、引っ張り出してくるか
A今から迎えに行くで、制服着ててな〜
イチくん俺の話聞いてたか?俺行かねぇって
イチくんからそう返信が帰ってきたが、無視をして
スマホをポケットにしまう
『せんせ〜、イチくん迎えに行ってきま〜す』
そう、大声で伝えうちは教室を出たのだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RENKA - はい！応援してます♪！ (2021年7月9日 11時) (
レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - RENKAさん» 遅くなってごめんなさい。ですよねっ、私も簓くんの妹になってみたい.....そんな私の願望を詰め込んだ作品です。これからもよろしくお願いします！！ (2021年7月8日 18時) (レス) id: 8697181138 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はとぽっぽさん» 遅くなってごめんなさい。ありがとうございます！嬉しいです！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2021年7月8日 18時) (レス) id: 8697181138 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - はぁ、簓くんの妹なってみたいなぁ(遠い目) 面白いです更新頑張って下さい、楽しみに待ってます！ (2021年7月5日 17時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
はとぽっぽ - めちゃくちゃ面白くて次の展開も気になります!!更新頑張ってください！更新楽しみに待ってます!!(*´Д`*) (2021年6月1日 23時) (レス) id: 70348276a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あまね | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/easye1/
作成日時：2021年5月19日 20時
