【ヒプノシスマイク】 白膠木簓の妹は兄と一緒に暮らします！２

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夢主 side

みんなで作った山田家特性カレーすごくおいしかった

簓以外と食卓を囲むっていうのは

うちが覚えている範囲内では

初めてだったから、すごい新鮮や

昔から、ご飯は簓と２人やったし

簓が出て行ってからは、１人やったからなぁ

そんなことを思いながら、イチくんと一緒にお皿洗いをする

イチくんは洗う役で、うちが洗い流す役

そう分担して作業を進める

一「今日は来てくれてサンキュな。あいつら、Aのことすげぇ好きだし」

　『うちも、２人に会えて嬉しかったで。また来てもええ？』

一「もちろんだ。いつでも来い」

そう言って、イチくんは二カッと笑った

　『おおきに』








今の時刻は夜９時

お皿洗いが終わった後、みんなでボードゲームをして遊んでいたら

あっという間に時間がたっていたみたい。

一「そろそろ帰らねーと流石に簓さん心配してるだろ。送ってってやるからよ。行くか」

そう言って、イチくんはソファから腰を上げた

　『走って帰ればすぐやし、送ってくれんでもええよ？』

一「いや、あぶねぇから」

　『うち、か弱い女子とちゃうし。柔道習っとったんよ、大丈夫やで』

一「いいから」

うちが断ってもイチくんは送るの一点張り

終いにはイチくんは無理やりついてきていた

二「姉ちゃん、また来てくれる？」

三「A姉、お時間あればまた来てほしいです...」

２人は玄関まで見送ってくれ、

そろって目をキラキラさせて可愛いことを言う

　『勿論、また来るで。またね、ジロくん、サブちゃん』

二「うん！またね、姉ちゃん！」

三「待ってます、A姉！」

　『お邪魔しました〜』

うちは手を振って、玄関を出た

そして、イチくんの隣を歩く

一「簓さん、怒ってるかもな」

　『大丈夫やろ？連絡ないし』

いつもやったら、７時の門限が１分でも過ぎたら

電話をかけてくるのに今日は連絡が一切ない

どうしたんやろ？

　『お酒でも飲んでそのまま寝てしまったんとちゃうかな』

一「…いや、簓さん激おこだったら俺生きて帰れねぇかもしねぇな」

　『いやいや、大げさやって。簓なら半ごろしで許してくれるやろ』

一「俺、ボコられるの確定なのか…」

　『噓噓、冗談やって。連絡ないし、大丈夫やで』

うちらは軽口をたたきながら、うちのアパートに向かって歩いていった

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