【ヒプノシスマイク】お兄ちゃんって呼んでもいいかな…３

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乱数 side

　『っち、何とか逃げれたか…』

あれから俺は、左馬刻の事務所へ行き

俺のせいで碧棺合歓が中王区へ行ってしまったことを伝えた

当然、左馬刻は怒り狂い、ヒプノシスマイクでバトルが始まった

だが、俺の飴の効果が切れかかってきてしまった

その時俺は、飴を持っていなかったため

バトルどころではなくなった

そして今、逃げてきたところだ

早く、家に帰らないと…

飴の効果が完全に切れてしまう前に…

？「あれれ〜そんなに急いで、どーしたのかな！」

急に後ろから、声が聞こえた

ん？

この声は

後ろを向くとそこには、

俺と全く一緒の姿をした奴が３体いる

まなが作ったのか…

乱「やあやあ、失敗作！君を始末しに来たよ！」

始末…

クッソ、あの女

つぶしに来たのか…

乱「よし、さっさと壊しちゃおっか！」

そう言って、そいつらは

一斉にヒプノシスマイクを起動した

ビートが流れ、もうすぐリリックを放つだろう…

クッソ、飴の効果が切れかかっているから耐えられない…

まだ、ﾀﾋぬわけにはいかないのに！

ﾀﾋを覚悟して、目をつぶった瞬間…

帝「待ちやがれ！」

幻「彼に危害を加えることは許しません！」

遠くから、帝統と幻太郎の声が聞こえた

乱「もう、なに？」

乱「邪魔しないでよ〜」

そう言って、クローンたちはヒプノシスマイクの

電源を切った

帝「大丈夫か！」

帝統が僕を覗き込んで、言った

　『どうして…』

俺がそう言うと、幻太郎が答えた

幻「はて、どうしてとはおかしな。仲間が困っているときに助けるのは当然でしょう？」

帝「そうだぞ。俺ら、マブダチじゃねーか！」

幻太郎、帝統…

乱「ねーねー。そろそろ、やっつけちゃってもいいかな？」

奥から声が聞こえてきて、２人は

その声がする方を見た

帝「うわ！乱数が３人も居がる…」

幻「これは、驚きですね…」

乱「あっはは、みんな同じクローンだけど、そいつは、僕たちと全然違うんだよね〜」

乱「そうそう、失敗作と同じにしないでくれるかな〜」

乱「ま、何でもいいけどさ、そろそろ終わりにしよう！」

そう言って、クローンたちはヒプノシスマイクを構えた

帝「乱数、行けるか？」

　『ああ、っく』

そして、俺たち３人は、クローンたちに

向き合いヒプノシスマイクの電源を入れた

幻「さあ、行きますよ！』

俺たちは、３人、力を合わせて

リリックをつないだ

ドォーン

乱１２３【ギャー】

クローンたちは、吹っ飛んでいった

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