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続き ページ33

夢主 side 続き

 『山田一郎、山田二郎。まだ?』

私は、リビングに入った

 『うわ...』

思わず声が漏れた

リビングの飾りは凄いことになっている

それはもう説明できないくらいに…

一「おう、A。ちょうどよかった。たった今終わったぞ」

キッチンから山田一郎が出てきた

山田一郎はよく百円ショップに売っている

パーティー帽子をかぶっている

浮かれてるな〜

と思いながら私は口を開いた

 『じゃ、帰るね』

そう言って、私は、玄関に向かおうとする

ニ「おい、待て!」

山田二郎がキッチンから猛スピードで

駆け寄ってきた

こいつもまた、パーティー帽子をかぶっている

私の前に立つと、私にパーティー帽子をかぶせてきた

 『なに』

冷ややかな視線を向けるたが、お構いなしに

山田二郎は口を開いた

ニ「お似合いだよ、うさポリ公の妹ちゃん?」

 『あーそ。満足したならどいて』

こいつにはなにを言っても無駄

そう思った私は軽くあしらって帰る事にした

ニ「待てよ。三郎の誕生日。一緒に祝わないのか?」

 『兄弟で仲良くどうぞ』

一「なあ、A。俺ら友達だろ」

山田一郎が近づいてきてそう言った

友達か…

その言葉に少し胸が高鳴った

いや、気のせいだろう

今すぐに帰ろう

そう思っていたのだが

 『分かった』

いつの間にか私はそう答えていたのだった







ニ「お〜い、三郎!ちょっと来いよ」

リビングから大声で山田二郎が叫ぶ

一「いいか、三郎が来たらパーンってやるんだぞ」

山田一郎が小声で私たちにそう言った

私たちは今、一人一個クラッカーを持っているのだ

私は、ひもをもって構えた

三「なんだよ、二郎」

パーン

山田三郎が入ってきた瞬間

一斉にクラッカーを鳴らす

三「え?え?」

山田三郎は何が起こったのかわからないという表情をしていた

一「三郎、誕生日おめでとう!」

ニ「おめでとう!」

 『…おめでと…』

三「いち兄、Aさん!それと二郎…ありがとうございます!」

三郎ははにかんでそう言った

そして私たちは、一郎が作った料理やケーキを食べたりして

三郎の誕生日を祝ったのだった

続き→←続き 書き切りました!



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新美悠華@文アル大好き💛 - おもしろいですこれからの投稿楽しみの極みですこれからも頑張って欲しいです (2023年3月23日 23時) (レス) @page26 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 舞さん» 本当にありがとうございます!! (2021年7月8日 18時) (レス) id: 8697181138 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あまねさん» いえいえ!あまねさんが更新できる時で構いませんので頑張ってください^_^ (2021年7月5日 11時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 舞さん» 遅くなってごめんなさい。ありがとうございます!! (2021年7月5日 10時) (レス) id: 8697181138 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください^o^ (2021年5月20日 7時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あまね | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/easye1/  
作成日時:2020年11月19日 20時

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