【ヒプノシスマイク】山田家の元長男君

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夢主 side 続き

高「かはっ」

その子のお腹を思いっきり殴ると、高校生は膝をついてしまった

ちなみに、喧嘩の仕方は全部兄貴にみっちりと教わった

兄貴に引き取られてすぐのころ、俺は弱々しかったため

体を鍛えるために教えてくれたそうだ

　『ごめんね。手加減なしで思いっきり殴っちゃったから、イタかったでしょ』

兄貴直伝の殴りが相当効いたのか

高校生はうずくまったまま立てないでいるようだ

大丈夫？なんて表上のだけの心配して声をかけてやって

そいつの前にしゃがんでじっと様子を見る

すると高校生は、驚いたような顔をした

高「まさか、碧棺A！、ッ先輩」

急に俺のことを先輩呼びしてきた

俺は高校生の制服をよく見る

その子の来ている制服は、

俺がちょっと前まで着て通っていた学校のものと同じだった

　『あ、君、俺とおんなじ高校の子か』

高「…はい」

　『じゃあ、俺の後輩ってことで選ばせてあげるよ。お金をあの子たちに返すか、嫌ならその嫌を取り消すまでこのまま俺に』

俺が言い終わる前に、後輩君はいきなり立ち上がって

小学生兄弟にお金を返した

　『おーい、待って待って。悪いことをした後は、ごめんなさいでしょ』

後輩君は、芋虫を�筋潰したような顔をしたけど

小さな声でこう言った

高「悪かった…です」

まあ、よしとしよう

俺は、後輩君に近づきながら話す

　『２度とこういうことをしちゃダメだよ。わかった？』

高「はいっ！失礼しましたー！」

そう言って、後輩君は走って逃げていった

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