溺愛カノジョ【灰谷兄弟】 (ページ2)

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「「『いただきます』」」

3人でテーブルを囲み、手を合わせて食べ始める

今日の朝ごはんは目玉焼きとご飯とお味噌汁

朝からこんなに煌びやかでしかもとても美味しいご飯が作れるりんちゃんは凄いなぁ

美味しさでニコニコしていると2人が私の顔を瞬きせずに凝視していた

そんなに見られると恥ずかしいなぁ

「「(俺らの彼女がかわいすぎる)」」

ご飯を食べ終わった後、毎日2人が交互で私の髪の毛を結んでくれる

今日はりんちゃん

りんちゃんは後ろで私の髪の毛をハーフアップにしてくれている様だ

たまに耳に当たる手が擽ったくて身を捩りながら笑うと

目の前にいたらんちゃんが私の頬を優しく撫で、唇にキスをする

らんちゃんからのキスが嬉しくてはにかむと、らんちゃんは愛おしいものを見るかの様な目をして

再びキスをしてくれる

「なぁ、学校とかどうでもいいから華食べたい」

「...兄ちゃん、我慢」

「...いやこんなかわいい顔されたら無理だろ」

「俺見てねぇし」

「じゃあ見ろ」

『私2人と学校行きたいな』

「「よし行こう」」

今日も今日とて2人は単純です(確信犯)