episode３０ ページ33
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マジフト大会から数週間経ち、私の腕の怪我も完治した。あの後レオナとラギーを初め、サバナクロー寮生から謝罪をされた。
仲直り(？)した後に聞いたんだけど、レオナは「いらない」って言った時の私の顔がすごく傷ついた顔をしていたから、もう部活には来てくれないとか思ってたみたい。
そんなことないっての。あれは嘘だったって分かったし……何より、私の第2の居場所的な存在だからね。マジフト部は。
あ、第1の居場所はディアソムニア寮だよ？いや、寮っていうよりマレウスたちの所？そんな感じ。
ｹｲﾄ「Aちゃん〜、テスト勉強進んでる？」
『けーくん。まあ…進んでるっちゃ進んでる』
ｹｲﾄ「どれどれ……あー、もしかして寝てた？」
『えっ、なんで分かったの？』
ｹｲﾄ「紙がちょっとクシャってなってるし、寝癖ついてる」
『ええっ、うそ』
ｹｲﾄ「ほんとほんとー。Aちゃんこっち向いて」
『なに＿＿＿＿ﾊﾟｼｬ』
ｹｲﾄ「うん、可愛い！#今日のAちゃん #寝癖可愛い #これから2人でテスト勉強……っと」
『ちょ、マジカメに投稿しないでよー』
ｹｲﾄ「ええ〜。Aちゃん載せると秒で伸びるんだよ？あ、ほらもうリドルくんからいいねきた！」
投稿してすぐにリドルからいいね来るのは確かに嬉しい……じゃなくて、珍しいな。もうすぐテスト週間だけどリドルがスマホいじるなんて。
ｹｲﾄ「ねー、けーくんここが分からないんだけど…」
『ああ、そこはね＿＿＿＿』
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けーくんとのテスト勉強が終わって、図書室に来ている。テス勉してた場所は図書室とは別の自習室。どの学年の生徒が使ってもいい場所で、テスト週間に入ると結構利用者が増える。
うーん、この前面白そうだなーって思った本、無くなってる。誰かが借りちゃったのかな。
ｼﾞｬｯｸ「あ……A先輩」
『ジャックくん』
彼とはマジフト大会以降よく話すようになった。ちょっと真っ直ぐすぎてめんどくさって時もあるかもしれないけど、いい後輩だな〜と思ってる。
ｼﾞｬｯｸ「本を借りに来たんすか？」
『のつもりだったんだけど、お目当ての本が無いみたい』
ｼﾞｬｯｸ「そっすか……あの、A先輩。もしこの後時間があれば＿＿＿＿」
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『お前か！テス勉しない馬鹿なヤツは！』
ﾚｵﾅ「A！？なんでここに………ジャック、てめぇか」
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ミヤ(プロフ) - リリィさん» コメントありがとうございます〜！！更新頑張れます！！！ (2020年8月4日 18時) (
レス) id: 60cbf0898d (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！！ (2020年8月4日 16時) (レス) id: 36b39b29b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤ | 作成日時：2020年5月27日 20時
