【twst】いつまでも貴方を想う【エース】

入園 ページ12

.




『おかーさん！写真撮ろ！』





寒い冬も終わり春が来た。
私はエースと手を繋ぎながら母を急かす。それは早くエースと記念写真を撮りたいがためだった。




そう今日はエースが幼稚園に入園する日なのだ。私はエースの手を握り写真を撮る場所へと移動する。





｢じゃあ撮るよ｣


『うん！エース前向いて！』





私がそう言うとエースは前を向く。そんなエースを横目に私もエースと同じようにカメラのレンズに笑顔を向けた。




そして次は私とエースとお兄ちゃんとお母さんで撮る。お父さんは恥ずかしいと言って私たちの写真を撮ると言っていた。




私はお兄ちゃんと隣に私達の後ろにお母さん。そして私達の前にエースと並びお父さんの声ともにシャッターのきる音が聞こえてきた。





｢エースが入園ってめっちゃ早く感じるんだけど｣





そう笑いながら言うお兄ちゃんに私は激しく頷く。本当に早い。だってエースが初めて立ったのが昨日のことに思えるのだから。本当に子供の成長って早いんだなぁ。




なんてしみじみと思いながらエースの幼稚園の制服姿を目に焼きつける。入園だからかエースがいつもよりもソワソワとしているように思える。そんなが姿が可愛くて私は微笑む。




するとお兄ちゃんは私の顔を見て





｢何にニヤけてんの？｣


『ニヤけてない！笑ってるの！』





と言ってくるので私はお兄ちゃんにそう否定しておいた。


ーーーーーーー
テストありますので更新お休みします。
三月の初めくらいから再開します。
それまで待ってて頂けると嬉しいです。

帰る→←私の

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す