［あんスタ］元スーパーアイドルがESの事務員さんになっていた件について。

3 ページ4

「日和くん、来てもらった理由を聞いてもらわないと。困っているよ。ね？Aさん」
凪砂くんに声をかけられた。
アイドルの時と普段の時のギャップの激しい子で、私がGothicだったというのも知っている。

Edenのみんなにはバレてしまったのです。

「嘆きのARIAのカバー曲を歌うことになってね？少しだけでいいんだ。歌ってほしい」

「うんうん！僕も生でGothicの曲を聞きたいね！！」

「俺も」

「自分も」



「わかりました。」

「では、音楽をかけますね」
茨君がスマートフォンで音楽を流す。


Edenのみんなが歌いやすい曲調だと思う。
歌い出す。(曲調は迷宮バタフライみたいなん)

ああ、やはり歌うのは楽しい。

「これでいいでしょうか」

「おおっ！さすがです！！美しい歌声でした！！自分感動で前が見えません！！」

「いや、大袈裟すぎだよ」
眼鏡を外しているのであまり見えない。

「あー！！やっぱりAちゃんは流石だよね！！Gothicの曲を生で聴けて嬉しいね！！」
ギュッと抱きついてきた。

「ふふ。ありがとうございます。」

「Gothicの生歌・・・はっ！ろ、録音してない・・・」
ガックリとうなだれているジュン君。

「茨。録音してたんでしょ？送ってあげたら？」

「アイアイ！ジュン！！自分は録音していたのでまた送りますよ」

「よっしゃ」

「ええっと、でも、この曲を編曲させてくれないかしら？もう少しEdenっぽい曲調にしたくて・・・。ごめん。ちょっと譜面書き直すわね。」
それからカリカリと書き直していく。

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す