21箱目 ページ21
やっと昼休みだー！！！！
ご飯たーべよっと
香苗「Aー！！！一緒にたーべよ！」
『いいよ！！！』
(ｶﾞﾗｯ)
国見「すみません、佐藤さん、ちょっと来て下さい」
『うわっ、香苗先食べててーーー！』
(階段下に来た)
国見「これどういうことすか？」
『これ…って？？』
国見「これですよ！これ、」
(そこには 自分の名前と、衝撃のメッセージが…)
『…はぁ？？？』
国見「本当なんですか？」
『えっと、それは、その…』
国見「俺の気持ちも知らないで…(小声)」
『え？』
『それは…「何してーんの？」
及川「やっほー」
またお前かよ…
及川「Aちゃんは俺とご飯食べるの、じゃーねー！」
『おまっ、また何してんの？？』
及川「悪い？？」
『悪いに決まってるでしょ？！』
及川「なんでー？」
『それは、その』
及川「国見ちゃんのこと好きだから？」
『…』
及川「実はね俺さ、Aのこと好きなんだよね」
『そうなんだ…』
…ん？
…ん？？
『はぁっ？！』
及川「気づいてなかったでしょ」
『え、うん』
及川「Aちゃん鈍感だもん」
『え、なんで私？』
及川「可愛くて性格がいいから」
『だけど、ごめん』
及川「うん、知ってる」
及川「俺が気にならない女の子に声掛けないとでも思ってるの？、気になってるから声掛けてるんだよ、しかも俺以外の男と付き合おうとしたら邪魔するに決まってるでしょ？」
『……』
及川「ごめんね、でも俺も諦めないから」
『はぁ…』
戻ろ
香苗「A〜何があったのー！！てか授業始まるまで15分だからちゃっちゃと食べちゃいな！！」
『うん…！』
『もしさ、好きな人いて、他の男の子から告白されたらどうする？』
香苗「へぇ…？んー、私だったら好きな子追い続けるかな、てかAそんなことあったんだ」
『ん？いや！！友達のことだし！』
香苗「へぇー、ちなみに告白してくれたのは誰なの？？」
『香苗には全部お見通しかー、及川だよ』
香苗「及川ね、…及川？！」
『そう』
香苗「あれは、女友達ーみたいな感じだったのに？！」
『そうなんだよ、気になる女の子じゃなかったら声掛けてないって言われた』
香苗「罪深き女、A…か」
『その言い方やめて？！』
香苗「ごめんごめんー！」
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作者名：やなぎ | 作成日時：2024年3月2日 12時
