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22. 僕だけの可愛い ページ22

「え?睡眠薬の作り方?」

メモ用紙と鉛筆を両手に持って、真剣な眼差しで自分に迫るAに苦笑いを浮かべながら白澤は対応する。

「うーん……何に使いたいのかによって変わるから、それを教えてくれない?」

「えーっと……神じゅ、神様ですかね」

それを聞き、暫く考え込むと、分かったとでもいうかのように微笑んでその日は店を閉じて一日中彼女に付きっきりで作りかたから取り扱いの際の注意などを事細かに教えた。

次の日、再びAは白澤の店に来るなり、

「のど乾きませんか?乾きましたよね。お茶を煎れてきます」

と言うと、何故か自身が煎れると言い出したのだ。

「え、でもAちゃんお茶ある場所知らないでしょ?」

「桃太郎さんに教えてもらいますので白澤さんは座っててください」

手で制され、白澤はもともと座っていた丸椅子に座りなおした。

少しの不信感と共に。

「お待たせしましたー」

暫くしてかたかたと震える手で二つの湯呑が乗ったお盆を持ってくるAが見え、白澤は立ち上がってそれを受け取る。

「飲んでください」

「あ、う、うん」

何とも言えない圧力をかけられて、白澤は恐る恐る湯呑を口に近づけた。

しかし、口には入れないままそれを下した。

「Aちゃん、これに睡眠薬もいれたでしょ」

「えっ」

あきらさまに挙動不審のAに、苦笑いを浮かべると、

「これもし僕が飲んでたらその後どうするつもりだったの?」

「だって……白澤さんが私以外の女と話したりするから」

「そっか。ごめんね。でも、Aちゃんと付き合ってからは女の子とは遊んでないよ」

(すぐにばれてしまうような嘘をついたり、見え見えな作戦で僕を独り占めしようとするようなちょっぴりお馬鹿なところも大好き)

「だから安心してね。僕だけの可愛いヤンデレちゃん」

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ラーミン。(プロフ) - 手品玉さん» ありがとうございます!期待にお応えできるように努力していきます! (2015年8月10日 17時) (レス) id: 99f7bb834b (このIDを非表示/違反報告)
手品玉(プロフ) - ラーミン。さん» それでも待ってます!頑張ってください! (2015年8月10日 13時) (レス) id: bbcea6223d (このIDを非表示/違反報告)
ラーミン。(プロフ) - 手品玉さん» 返事が遅れてしまい、すみません…。そうですね!それを考えていませんでした!これからはそうします!ですが、ネタがあまり思いつかないので、できるだけ更新しますが、毎日とはいかないかもしれません… (2015年8月10日 0時) (レス) id: 99f7bb834b (このIDを非表示/違反報告)
手品玉(プロフ) - ラーミン。さん» しばらく更新しないんですか...余計なお世話ですが、占ツクのアプリはお使いにならないのですか? (2015年8月4日 10時) (レス) id: bbcea6223d (このIDを非表示/違反報告)
ラーミン。(プロフ) - 手品玉さん» 前作でも今作でもコメントしてくださり、ありがとうございます!そうですか…!ではこれからもそう言っていただけるように頑張っていきます!! (2015年6月6日 23時) (レス) id: 9562c1173e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラーミン | 作成日時:2015年3月29日 1時

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